第57話回想6

光陰矢の如し・・さて先程の意味は時間と言う物は矢が飛んで行くのと同じ位早く時と言う事象過ぎ去る物だと言う意味だ


其れで言葉と言う物は昔の人が編み出した者の中で取り分け汎用性の高い物だと俺は思うのだ


だからこそ言葉と言う存在は色々な物を残してくれたものだ・・例えば伝言として又有る時は部外者やそうじゃないかの振り分けをする為の道具として長い間使用をされてきたのである


だからこそ俺は言葉と言う存在が以下に人間と言う存在に深く密接をしているのか・・以下に言葉の違いでこの様な行為が出来るのかが理解が出来てしまったのである


そう俺は否俺が所属をしている部隊はとうとうウクライナとロシアのの国境地域地帯まで来る事に成功をしたのだ


そう長い長い旅を今までして来たものだ・・其れなのに俺は多くの仲間を救う事が出来ないのに只今日と言う日まで生きて来た


そして此の前俺の所属していた部隊又は師団がはウクライナ東部戦線での戦っていた・・其れで欧州枢軸国軍対欧州連合国軍が戦っていくうちに欧州連合軍はとうとう好さんが述べた通りの展開をしたのだ


そうロシア系捕虜を使った肉の壁と言う余りにも人道や道徳に反する行為をしていたのである、俺はその様な光景を前世でも此れを見る前までの現世でも見た事が無いのだ


そう何度も言うが俺は目の前の行動を此の世で見た事なんて残念ながら一度も無かったのだ


だからこそ俺はこの様な作戦を思いついた「敵軍の司令官」と言う存在に対して「自分達の保身を望む為にこの様な自分より弱者の人間の命の切り捨てる事を平気で出来るのか


自分達の占領をしている反乱分子を排除を指せる役割を敵軍に遣らせて自分達の手を汚させる事が無い


・・様は捕虜共の怒りや殺意を欧州枢軸軍に背負わせて、そして自分達に背く危険分子の排除も出来ると言う1石2鳥をするのか」と言う人道的でも道徳心もの欠片すれも存在をしない事に対して俺自身は「怒りや殺意」と言う単語は浮かぶ事は出来なかった


なら其の時俺が芽生えた単語は何か「所詮は力を持っている奴らが好き勝手出来る世の中何だな、力が無い物は淘汰されるのか」そう言う様な感情の方が頭の中で過ってしまったのである


俺は此の戦場と言う極限状態に長い間居ると「道徳心」と言う存在が段々と壊れて行くような感じをしたのだ


そうこの様な戦争体験をして行くと「戦争で死ぬ事が仕方が無い」と言う様に思えて来て成らないのだ


何しろ戦争と言うのは起こるべくして起こった現象だ・・だからこそ俺自身は戦争と言う行為は仕方が無いのだ


そう俺自体は戦争と言うこの現象を体験を知って得た物は「無常感」か「無力感」位しか掴む事が出来なかったのだ


さて俺は目の前に見えるロシア系の捕虜を殺さなければ成らないのだ・・当然俺は英雄でも善人でも無いのだ


そう敢えて言うなら「戦場で死にたくない」と必死に成って自己防衛を行おうとする弱者の一人にすぎないのだ


だからこそ俺は只自分の身が可愛いと言うエゴイズムな理由により目の前の武装をしていないロシア系の捕虜の惨殺をしなければ成らないのだ


やはり生きると言う事は本当に大変だ・・俺がこの様な事をするのだから、当然の話来世の自分が目の前の此の様な目に遭って文句を言う権利も資格当然の如く無いだろうな


だからこそ俺は目の前の人達に心の中で謝罪と反省をして目の前の人間を撃ったのだ・・そして其れを操る欧州連合国の兵隊も射殺をしたのだがな

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