第11話 王都襲撃《おうとしゅうげき》
キャンドルランプの
テーブルには
すでに
「おかわりもあるからね」
「ああ。さんきゅ」「うん。おばさん、ありがとう」
「マリーだよ! マリーっていいな!」
「あ、うん。マリー」
がつがつと
「おかわり!」「はいよ」
マリーがそれを
コハルはパンをちぎって、シチューをすくって口に入れる。
「ん~、おいし」
マリーは、ヒロユキにおかわりのシチューを
「マリーはいいの?」
とコハルがいうと、マリーは
「ああ。もうおなかいっぱいさ」
と手をのばしてコハルの
マリーが
「いやあ。
としみじみと言い、二人にふり
「二人とも、
ときくと、ヒロユキがフンッと
「
とえらそうに言った。
マリーが
「ははは。あのいたずら
と言うと、コハルが
「おばあちゃんはエディのこと
とたずねた。
マリーは
「ああそうさ。あいつやリリーがまだまだ
といい、ゆったりとイスにもたれて
「あるとき、
と
「まあ、
……まだリリーもようやく
ヒロユキもコハルもおばあちゃんの
マリーはおかしそうに、
「そこからのぞいている
その
マリーはその
「そしたらあわてた
それを見たリリーが、きゃあぁぁとさけびながら
……ちょうど
リリーはそれを見て、またあわててね」
コハルが「うわぁ」とつぶやいた。マリーが、
「はははは。それがどうだい。ちゃんとカップルになってるじゃないか。まあ、私は
と笑った。
……ふうん。でも、このおばあさんの
さっきからの
口は
それを見たマリーが、二人にポーションのビンを一本ずつ
「これ
コハルが、
「ありがとう。おばあちゃん」とお
ヒロユキは、手にしたポーションをしばらく見つめている。マリーはその頭をがしがしとなでて、
「
と言うと、ヒロユキはうなづいてカバンにしまった。
「ありがとう」
マリーはニッコリ
「いいってことさ。……また
と言う。
マリーに
手をふって、「またあした」と言いながら、ヒロユキとコハルが
コハルがヒロユキに、
「いいおばさんだったね」
というと、ヒロユキは
「ああ。そうだな」
と
そのとき、私の
空に
まあ、ここは
気にせずに二人の
そのとき、
……ちょ、ちょっとこれはまずいわよ!
すぐに見えてきた
それに気がついた
あわてて
そのワイバーンを
ヒロユキがコハルを
私はその
その人々に向かってワイバーンがブレスを
その
……なかなかの
けれど、
まるで
……
そのとき、
「ヒロユキ! コハル!」
それを
「……ケヒヒ。
と
私は二人に
そのとき、
私が
ぶわっと
その
「ケヒヒヒ!
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