美意識で読む
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883109160
📖かすみ燃ゆ
作者 坂水さま
たとえばそう、調子が悪くてとても他人の作品を楽しめるような余裕がない時期。そんなときに読める作品ってすごく限られてくる。今まさにそんなこんなで全然読めてない私が自信を持ってこれ読める!にアゲチャウ。病んでる私にオススメ図書()
綺麗事ばかりじゃ無理。夢も希望もないなんて嫌。強くなきゃ。優しくなくちゃでしょ。目をそらすなよ、汚い苦しいズルい醜いはそこらに蔓延っているんだ。男には男の弱さ、女には女の弱さがあって、個人大衆を巻き込んでの負のスパイラル。
人間がリアルに描かれてるって思うのは別に吐瀉物だのなんだのが組み込まれてるってことではなくて、たとえば登場する某中年男性──彼の「仕事であれば」塩をかけられた青菜だった意気がしゃんとする──だとか。その人のひととなりや本質がふとしたところで出てくる。
そういう全体の美意識が。染み付いてる。ヒューマニズム。
全然おしゃべりできる元気ないから噛み砕いて言いたいことを解説出来ないけど、欠片でも伝わればいいな。話す才能がない。私。言葉は同じ価値観でない相手にも伝えようと思ったらそれなりの順序で誘導しなくちゃ何も伝わらないどころか誤解の種でしかない。自分でフォローもカバーもできないなら黙ってろよ、とよく思う(自分に)。でも今読んだ感想は今だけの温度で語れる感想だから、時間をおいたら別のものになってしまって、伝えたかったものがすり抜けて消えちゃうからメモがわりに書いてしまうよ。
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チャラる……世界線がアレで現代に来るとイケメンがチャラ男(だがしかし好青年)になることの喩え。
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