第18話 青空文庫のアプリを作ってます

 年初から青空文庫のアプリを作っていたのですが、もうすぐ出来上がるという所でカクヨム様のアプリを作ったり色々していたため、完成していませんでした。約2ヵ月ぐらい放置していたのですが、一段落つきましたので昨日より青空文庫アプリ作成を再開しております。

 青空文庫のアンドロイドアプリは、すでにそこそこの数がストアにあります。何で今更そんなアプリを作るのかと思われるかもしれません。私は小説家になろうのアプリも作って公開しているのですが、アプリ紹介の本に全然紹介されたことがありません。理由はわかりませんが、アプリ紹介本の出版社はWeb小説をあまり広めたくないのかもしれません。しかし、青空文庫のアプリは紹介されています。だから私も青空文庫のアプリを作って本に載ろうと思った訳です。

 ただ、実は私、青空文庫の小説をほとんど読まないんです。何故かと言いますと、一番の理由は話が古いからです。著作権が切れた作品ですので、50年以上前の作品です。スマホもパソコンもない時代ですので、まったく興味が湧きませんでした。

 それに、青空文庫はカクヨム様以上に検索がダメです。というか作品を並べているだけで、読んでもらおうという気概がこれっぽっちもありません。

 作家名あいうえお順、作品名あいうえお順、そして図書館のような分類別、一番件数の多い、「日本文学の小説・物語」はそれ以上細分化されておらず、どんな小説なのかタイトルから判断するしかありません。そして文字数の表示もないのでどれぐらいの文量なのかファイルを開いてみるまで分からず、おまけにあらすじもありません。もう、致命的なぐらいただ置いてあるだけの状態です。

 しかし、いいところもあります。それはCSVファイルで全作品のリストがダウンロードできるところです。このリストの項目には、やはり作品の文字数はないのですが、なければ調べてリストに加えればいい、そしてあらすじがなければ、書き出しを200字ぐらい抜き出して表示すればいいと思い、そんなコンセプトでアプリを作りました。

 このCSVファイルを元にしたリストでかなり作品を検索できるようになりました。しかし、これではちょっと検索ができるだけのアプリになってしまいます。これでは面白味がありません。それで、読了したら読了済作品と分かるようにリストに反映できるようにしました。そして、全作品の内何作品を読了したのかも計算し、読了率を常に表示して1作品でも多く読んでもらおうとインセンティブを与えました。

 更に、作品の感想やタグも書き込んでリストに反映できるようにし、ついでに日本文学の小説・物語については、私小説、恋愛、歴史、推理、ファンタジー、SF、ホラー、コメディー、冒険、学園、戦記、童話、その他という分類を自分で選んで付けられるようにしました。

 ここまでやれば、少しは青空文庫の作品も読みたくなるだろうと思ったのですが、この2ヵ月は全然読んでませんでした。今日は2作品読みましたが。

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