唯要 〜タダカナメ〜
「アヤシイラジオ、今日は声優の唯要ちゃんとお送りしているよ」
「よろしくお願いします」
今回で4回目の出演という事で流石に極度に緊張するようなことはなく、いつも通りの唯要を出せました。
「アヤシクナイメールのコーナーだ。皆知っていると思うけど、このコーナーは毎回何かしらのテーマを設けてメールを募集している。今回のテーマは『小さな秋』だ」
「早速届いたメールを読みたいと思います。ペンネーム『氷結の不死鳥』さんから。『真暮さん、ゲストの要さんこんにちは。テーマの小さな秋ですが、先日仕事を終えて家に帰って来る途中に近くの家からサンマを焼いた香りが漂っていて小さな秋を感じました。今年はサンマが少し高く感じられますが、お2人は今年になってからサンマを食べましたか? 私はまだ食べていません』私も今年はまだ食べていないですね。真暮さんはどうですか?」
「ボクはこの間サンマを食べる機会があって、その時に食べたよ。ところで、要ちゃんは魚を生で食べられる人だったかな?」
「お刺身ですか? 好きですよ」
「そうか、ボクはどうしても苦手でね。マネージャーもボクの苦しみを知る人間だから生の魚を食べる仕事は他に回してくれるんだ」
「完璧超人のマネージャーさんにも弱点があったんですね」
話は弾んだけれど収録には制限があって今週はもう終わりの時間になりました。
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