風を見て
木々は揺れる
森の樹、街の樹、君の樹
そっと吹いた風に乗って
右に左に流されて
葉も枝も
空気の流れについていく
風は見えない
でも感じる
そこになくたって
何かを感じさせるんだ
それってほんとに「無い」のかな
空気は見えない
でもそこにある
人は揺れる
右に左に流されて
身体も心も
周りの動きについていく
心は見えない
でも感じる
風は見える
空気は見える
心は見える
だって
君は揺れる木々を見て
「風を見てる」そう言ったんだ
私は揺れる君を見て
「心が見える」そう思ったんだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます