第3集
・英雄
英雄に憧れる少年は思いました、
『坂本龍馬のような志しを持ち、ナポレオンのような軍事の才能を持ち、
シーザーのような知性と説得力を持つ』、英雄になろう、と。
大人になった少年は、
『坂本龍馬のような目を持ち、ナポレオンのような胃を持ち、
シーザーのような薄毛の頭を持つ女好きの』、英雄になりました。
・岐阜県で
鵜飼の面接に募集してきた学生、志望動機を聞かれ、
「動物が好きなので、この職業を選びました」
・特別養護老人ホームで
老人「お見合い相手を探してくれ。年齢は29歳までな」
職員「昔の話と自分の話と同じ話をされない方には、ご紹介しております」
・絞首台の前で
宗教教誨師「貴方はこれからその罪により、死刑を執行されます」
死刑囚「はい」
宗教教誨師「それでは、ここに御仏に悔い改めることを誓いなさい」
死刑囚「そいつはできません。詐欺罪まで課せられちゃかないませんからね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます