第296話 母方の知合いと種族の新規出会い【おまけ⑰【語り部】】
どうやら、ギルドのマスターも薬の効果を知り土下座をして回復薬を求めてくる。その理由が、この歳になりやっとつい二週間前に、年下の奥さんを貰ったと言ってきた。ちなみに、ギルドマスターは、亜人で言えばドワーフ族らしく念願のエルフとの結婚が出来た事を喜んでいると聞くが、出会いを聞くとある
そんな事をしていると眠っていた。ユウキ君とルナレーギーナちゃんが目を覚ますと悲鳴が聞こえる。急いで向かったのが、もちろん父親であるガゼフお兄様である。
「どうしたんだ?」
「ルナレーギーナよ?」
「パパ!?」
「私の隣に、見知らぬ男の子がいるよ!」とユウキ君を見て言っている。どうやらまじかで見ていなかった事と服をきちんと着せていなかったユウキの姉が原因だった事が解るまで、パパであるガゼフお兄様の殺気がやまなかったとだけ言える。そんな殺気を浴び続けていれば勿論気絶コースなのは、確定であってまた意識を失ってしまうのだった。ユウキ君としては、災難だっただろうがそれも運命として受け止めるのも彼の運としか言えなかった。誤解もとけて、なんとか気絶した彼をガゼフお兄様が起こした頃に、ギルドマスターの若奥さんが作った料理が大きなテーブルの上に乗せられている。ウィンお姉様は、僕の手を取り席へと向かい隣に座ると、お母様の顔を見て食べないのと訴えている顔が見える。勿論僕のもう隣には、リーヴスラシルが座っている。その隣には、先ほどの兄弟であるヴァンパイアが座っており、ウィンお姉様の隣には、お母様が座りその横を取り合う様にならない様に、上手くガゼフお兄様の娘であるリーヴスラシルちゃんが座り横にガゼフお兄様が座るという感じになる。
「えっと、色々ありましたが、皆様楽しくお食事をして下さい」とギルドマスターの奥さんであるエルフの女性が一言いう――
「乾杯!?」
そして、やっと食事が始まったのだった。
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