第286話 母方の知合いと種族の新規出会い【おまけ⑦【語り部】】

 『時空の狭間』内に、姉様が行く。


 僕は、姉様に抱かれながら行く。


 入口に行くと石の台が置かれている。


 「これは、なんですかと僕は姉様に話しかける?」


 「ここのダンジョンは、クエストがあってそれをクリアして、石の台にこの瓶に入った紫の水を乗せると一階に移動するのよ?」


 「あれ?」


 「僕このクエストしてませんが……」


 「大丈夫一人のPT内に、一人でもクエスト受けてクリアしてれば入れる仕組みだから!」


 「ちなみに、この話はギルドはしらないだけどね……」


 姉様は、苦笑いをしながら話される。


 そして、石の台に、瓶を乗せると眩しい光が僕らを包む――


 そして、一階の五芒星が床に引いてある場所に、到着するのだった。


 1階のモンスターは、ゼリー系のモンスターらしい……


 確かに、ゼリーみたいなのが属性事にいる。


 そして、この空間だけでも広いのに、全部狩るのがめんどい……


 それでも狩り全部狩らないと階毎のアイテムが手に入らないと姉様に言わる。


 何か魔法でも考えるかな――


 僕は、最近覚えた神聖魔法で何か作れないか悩む。


 良いアイデアが浮かぶ。


 試しに、使ってみる事に……


 神聖魔法を発動する。


 『夜叉王』と叫ぶ――


 ゼリーのモンスターが連鎖して倒される。


 ダメージは、僕の魔力で威力が上がるのか……


 姉様は、不思議そうに、何それと聞いてくる。


 この魔法は、神聖魔法で作った連鎖魔法です。


 一つのモンスターに魔法を放つと連鎖して、次々といるだけモンスターに攻撃できます。


 但し、僕の魔法攻撃が威力があればいけますが、それ以上のHPを持ってる敵だと倒しきれません。


 そんな会話中連鎖は、次々とゼリー系のモンスターを倒していく。


 高い所からゼリーが砕けるイメージのように、砕けていく――


 数分するとどこからか音がなり宝箱が現れる。


 姉様に解除してもらい中を見る。


 鑑定スキルを使用する。


 ゼリーの粉:ポーションや物体を固める物に使用できる。料理の材料としても使用可能。


 これは、あたりなのか謎のアイテムが出る。


 姉様敵には、レアなアイテムらしい……


 すると奥が五芒星の光が現れる。


 これで2階に行けと言う事か……


 2階につくと森が広がっている。


 森の中に入ると三メートル以上の虫が存在する。


 アンロックアリ・毒蜂・赤針蜘蛛・毒百足等虫系のモンスターが存在する。


 1階と同じように、『夜叉王』と叫ぶ――


 順調にモンスターが砕けていくが……


 毒百足だけ弾かれた。


 このモンスターは、特殊なモンスターの様だ……


 姉様に頼んで切り込んでもらう。


 『烈火演舞夜空の舞』と剣舞が繰り出す。


 緑いろの血をまき散らし毒百足が倒される。


 どうやら魔法系に強く物理には弱いか……


 僕が物理魔法系なんてあったけかなと呟いていると?


 姉様から一言言われる。


 『理』シリーズ使えば簡単なんじゃない?


 あれて魔法みたいだけど打撃も凄いはずよ?


 試しに、二章試したらダメージ入ったの確認できたからユウキなら一撃でいけるじゃない?


 「あ、姉様悪いのですが……」


 「ドラゴンの時のように集めてもらえませんか?」


 「それで行けるなら別にいいけど?」


 姉様は、さっそく毒百足を双剣でダメージを当て大量に集めて来る。


 「これでこの階の虫は全部よ!」


 僕は、『理』シリーズを唱える。


 『翡翠』


 姉様が言った通り、ドラゴンでもダメージ入る訳だしらくらく粉々になる。


 2階にも宝箱がでる。


 1階と同じように、姉様に解除してもらう。


 中身を見ると金色の糸が束になって出てきた。


 鑑定スキルを使用する。


 金蜘蛛の糸:織物・粉末にすると薬にもなる。


 これもレアなんですか姉様?


 それは、私が欲しい素材系かな?


 それ決まった場所にか出ないアイテムなのよ?


 「それに、ユウキ勘違いしてるから私的するけど?」


 「ここ普通ユウキが来れないダンジョンて忘れてるでしょ?」


 「あ、そうでした……」


 「あまりにも敵が、龍以下くらいに弱いので……」


 「古代ドラゴンの巣をクリアしたユウキならそこまで楽勝にいけるじゃない?」


 前に言ったと思うけど?


 本気でユウキがクリア頑張れば八時間でクリアいけると思うけど?


 そうですね、思ったより手ごたえがなかったのと初めてのダンジョンだったのですっかり忘れていました。


 「ほら、また五芒星が出たて事は、3階に行けるわよ?」


 「もう3階~44階までは、ほとんど姉様に集めてもらい……」


 『翡翠』を連続で打つだけで、終わってしまう。


 さて、古代ドラゴンの巣45階についた……


 あれだけ倒したドラゴンがリセットされまた大量にいる。


 『翡翠』で倒してる間に、新しく魔法を開発した。


 『紅龍聖華乱舞』と言う神聖魔法で作ってみる。


 さっきの『夜叉王』より強い連鎖魔法――


 威力的に。翡翠の五分の三くらいの威力取りあえずここのボスの皇帝龍を呼ぶ所から始めますか……


 僕は、『紅龍聖華乱舞』を放つ――


 紅色の龍が乱舞するように、ドラゴン達を串刺しにしていく――


 ものの5分ほどで全部狩りきったと思った瞬間出来事が起きる。


 周りが静まりかえり……


 我のどうほうを全て消し去らし者よ我が相手をしよう。


 黄金に輝く龍が出てくる。


 「キタァァァァァ!?」


 「雑種!」


 「小僧と少女よ、我の事を言ってるのか!」


 「我わ……」


 僕は、面倒なので、瞬時に魔法を放ち殺す。


 台詞なんて言わせない聞き飽きた。


 「『樹縛結界神誓龍爆』」だと面倒だから改良版!


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が龍の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、龍自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 前回と違うのは、蘇らない!


 そして僕は、『終焉』と唱え放つ――


 塵となり血の塊から声が聞こえる。


 「我を誰だと思っている。」


 「小僧と小娘が、著しにのるなよここからが私の本気だぁぁぁ!」


 龍のおたけびが、赤い血から聞こえてくる。


 ちがどんどんと塊になる。


 龍の血の塊が中央集まりながらどんどんと召喚のように浮き上がり……


 周りの小さな血の塊も、召喚するように、光りだす。


 塊が砕けて――


 塊に罅が入り……


 大きな音が……


 「パリィィィィン!!」


 耳が痛くなるような感じがする。


 あたり一面が、一瞬真っ暗になったかと思えば明るく光りだす。


 寒気と言うか武者震いのような感覚が私の心に訴えかける。


 そして――


 大きな塊が罅が割れると、皇帝龍があらわれるがさっきよりも大きく覇気が違う……


 皇帝龍が翡翠の色に黒く濁りが入った色へと変化する。


 「小僧と小娘これが我が本気の力だ今こそ解放するぞ――」


 周りには、六属性のドラゴンが600万が召喚され……


 今度は、古龍シリーズ全種が雄と雌合わせて3000万が召喚されていく……


 龍の叫び声がダンジョン内に響きわたる――


 一瞬にして、そこは、龍の帝国とかした。


 龍の帝国は、昔の古代書に描かれていた絵がある。


 龍達は、皇帝龍を守るかのように、周りに集まる。


 僕の一言で、あたりの龍は、消滅する


 「もう、見飽きた!」


 皇帝龍には、「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 「それ以外は、これでお終いだ!」


 僕は、『紅龍聖華乱舞』を放つ――


 紅色の龍が乱舞するように、ドラゴン達を串刺しにしていく――


 ものの15分ほどで全部狩り終一言 言う――


 「バイバイ」


 『終焉!』


 塵となり消えていく――


 攻略した敵なんて、時間の無駄ですよねと姉様に話すと?


 姉様は、あきれて何も言わない。


 「それじゃ~」


 次の46階に行こう。


 倒した龍の真下に、五芒星が浮き上がっている。


 さっき倒した時は、出なかった。


 不思議そうな顔をしていると?


 姉様が、教えて下さる。


 きちんと階層事に、こないと五芒星のクリアが出ないのよと話される。


 そして、光に包まれて下の階層へと足を運ぶ。


 ここは、初めてくる階層だ。


 姉様に聞いたら私も初めてと話される。


 アイテムや素材が必要だったから古代ドラゴンの巣までしか攻略していなかったらしい――


 そうするとここは、未知の領域なにがでるのかワクワクしてくる。


 46階につき周りを見ると石のブロックに囲まれたダンジョンの様だ。


 カタカタ カタカタ カタカタ カタカタ


 そんな音が聞こえる。


 少し薄暗過ぎなので、『ライト』の魔法を放つ――


 あたりを見渡すと石のブロックから骸骨が現れる。


 石の骸骨とゴーレムが音が鳴る度に沸き増える。


 僕は、とっさに、『紅龍聖華乱舞』を放つ――


 沸いては、倒されてが30分続くもまだ沸く……


 何が原因で倒せるのかを『紅龍聖華乱舞』を放ちながら考える。


 数分考えると一つの答えが……


 もしかしてこの階のダンジョン攻略は、石のブロック!


 僕は、瞬時に、『理』シリーズから『砂月』を叫ぶ!


 この石のブロックの範囲全体に、『砂月』を放つと……


 『パリィィィィィン!』


 ガラスが割れたような音がした。


 そこで面白い現象が起きる。


 先ほどまで見ていた石のブロックのダンジョンが崩壊する。


 崩壊と共に中央に、光る五芒星と隣に宝箱がある。


 どうやらこのダンジョンは、ダンジョンを壊すと言うのがクリア条件らしい。


 一人でなっとくしていると?


 姉様から……


 何も言わないで、『砂月』打つなといったでしょ!


 怒られた……


 事情を説明するとそれでも一声かけるようにと言われる。


 緊急だったから言えなかったとは、さすがにこれ以上言えない。


 宝箱を姉様に開けてもらう。


 石板の破片が出てきた。


 どうやらこのダンジョンで集めていく物のようだ。


 そして、次の47階へと足を運ぶ。


 今度の場所は、泥の沼地だった。


 僕も姉様も地面に足がついていないので、沼に浸かる事はなく空中内をゆっくり歩く……


 蓮の花みたいな巨大な花が一万近く咲いている……


 なんて言うかやな予感しかしないのは、何故だろう……


 取りあえず近くまで行かずに姉様と話し合う。


 あそこの花がかなり怪しいですけど?


 そうね確かに、怪しいわね。


 姉様も同じ答えが返ってくる。


 この『時空の狭間』ダンジョンは、パズルのような仕組みで、作られてるきがしてならない。


 僕の予想が当たっているとしたら?


 ドラゴンは、壊滅で、次が破壊とくると一世放火?


 この花を一気に倒さないと何か起きる気がしてならない。


 何かいい魔法が無いか悩む。


 姉様にも双剣で、一世放火出来る技がないか聞くと?


 こんなに広い範囲の物は、無いと答える。


 火と風と土の三属性を組み合わせた魔法を作ればいいのか~


 そんな事を呟くと?


 ユウキ大丈夫?


 普通三属性を組み合わせるとか出来ないと思うけど?


 たぶんですけど……


 出来ます。


 イメージが中央に『地』噴火の様に『火』で、それを吹き鳴らすように全体に、拡大するのが『風』か……


 「ふ~~~~ん」


 ユウキが何かを考えてる。


 独り言言うくらいだからイメージがかなり必要なのかしら?


 「出来た!」


 数十分唸ってるユウキが、いきなり出来たと叫ぶ。


 取りあえず体中にかけれるだけ付与魔法使って火力を上げる。


 今の僕だとこれくらいか……


 「よし使うぞ!」


 『汝の地に、響く大地の叫び――』


 『地に迷いし魂の咆哮――』


 『龍は、火竜となして風磨を燃やす物なり――』


 『氷空を遍く澄んだ温もりより来たりし六芒星――』


 『詩と湧かれし汝に、与える言葉なり――』


 『理にて、全てを潰す者――』


 『理にて、流れ破壊し者――』


 『理にて、流星を落し者――』


 『汝の名と偽りの言霊にて、叫び、嘆く、心の憎――』


 『祓いたまえ、震えたまえ、汝の心に響く鼓動――』


 『傷と鬼し、金色の乙女――』


 『災禍の終焉――』


 そして、魔法の言葉は、パズルとなり言葉が生まれる――


 『爆風烈火地伝龍双』 


 連の花ぽい中央から噴火から地割れが起き溶岩の流れのような火花と溶岩が瀧を割ったように流れ出す。


 ほんの数秒で全体を爆破する。


 どこからか『チリン』と音が聞こえる。


 そして、中央に五芒星と横に宝箱が置かれる。


 いつもどうり姉様に開けてもらうとやはり石板の破片が出て来る。


 これで47階突破です……


 姉様思ったより時間かかるかもしれません。


 そうね、確かに、どう考えても私一人でここに狩り来てもここまで来れないわね……


 もしPTで来ても45階は、クリア出来ても46階は、無理かな?


 どうやら、45階までは、遊びみたいな物で、46階から頭を使って進むみたいですね……


 そう言えばこのダンジョンクリアした人いるですか?


 「う~~~ん」


 「45階の皇帝龍が出たのが今回私が見る限り初めてだからいないかもね……」


 よし、48階いくぞと足を運ぶ。


 48階に、到着する。


 狭い空間に出る。


 モンスター類は、何も居ない……


 中央に、何かある。


 六芒星の中央に五芒星が書かれた箱がある。


 中には、透き通る水が入っている。


 隣に石板がある。


 石板には、こう文章が書かれている。


 この六芒星と五芒星を上手く使い水を砂金に、変換せよと書かれている。


 「水から砂金?」


 「六芒星と五芒星を使う?」


 また考える内容だ。


 姉様に聞いてみようと横を向くと手で無理とされる。


 「ですよね~」


 「あ~~」


 「なるほど……」


 「試してみよう……」


 まず五芒星の箱のみに、水と砂と砂利を入れる。


 五芒星は、粉末が出来る。


 六芒星には、僕の血を垂らし、水が薄い赤色に変化する。


 変化すると赤い水が出来上がる。


 すると床に、将棋盤くらいの大きさの箱が現れる。


 中身を見るとやはり、八芒星がある。


 先ほどの粉末と赤い水を入れる。


 すると変化が起きる――


 赤い粉末が出来る。


 これを上位錬金変換を行うと砂金が出来る。


 なるほど面白い理論だ。


 水の中の物質が変換されて粉末になる。


 水の中に血を入れる事で、鉄分が出来る。


 血の色が残った鉄分(赤い水)を粉末と混ぜる事で、化学変換が起きる。


 それで、上位錬金術で、等価交換する事で、砂金が生まれると言う仕組みかなるほど――


 そう言う事です姉様と僕が言うと意味が解らないと顔をされる。


 この砂金を石板にかけると……


 砂金の入った袋が一個床に落ちている。


 たぶん後で使う物だろうと考え拾っておく。


 そして、五芒星と宝箱が出る。


 そして、宝箱の中身は、やはり石板の破片でる。


 次は、49階か……


 まだ半分行ってないのに凄い脳が疲れる。


 少しここで休憩する事になる。


 ご飯を食べて少し仮眠をしてから出発となる。


 49階に上がると何も無く五芒星と宝箱が置いてある。


 「あれ?」


 石板がある。


 何か書いてある。


 『頭を使う攻略は、ここまでです』


 『これから上に上がる者は、強者のみ』


 『ここで、ひきかえすのも己の意思』


 『死んでも文句が言えない領域』


 『汝それでも前に、進む者なりか』


 『進む者のみ宝箱から破片を持って、最下階を目指せ』


 そんな言葉がかかれている。


 「50階からモンスターが危険になるて事ですかね?」


 「たぶんドラゴンなんて目じゃない禁忌類のモンスターとかて事かしら?」


 取りあえず回復系の物少し作ったりしますね。


 僕は、錬金術でポーションとかを作り始める。


 一応使って無くなってるから二個だけ賢者の石を作っておくか……


 完成した物を順番に、チャックに入れていき……


 姉様にも渡していく。


 装備が整ったら今日は、いったんここで本気で寝て明日から最下層を目指しませんか?


 そうね、思ったより最下層まで大変ね……


 そして、さっきと違ってきちんとした休憩を取る。


 アイテムもそろえたし、姉様の装備も整備終わったし、明日に挑むだけだなと思いながら眠りにつく……


 目が覚めると49階の明かりが照らされている。


 僕が起きるともう姉様は、起きて朝ごはんの準備をしている。


 ユウキまだ寝ててもいいのにと話されるが、もう大丈夫ですと元気よく返す。


 朝ごはんを食べる。


 姉様とこれからの予定について、話し合う。


 そして、僕は、姉様に、破片について思いついた事を言う。


 たぶんですけど、ここと同じで99階は、こんな広場があって、集めた石板をはめて、最下階に行く予感しかしません。


 そして、姉様と五芒星に乗り上の階へ向かう。


 かなりドキドキだったが――


 中央に、机と机の上に、分銅が置いてある。


 分銅の片方は、重りが乗っている。


 これは、さっきの砂金を乗せると?


 五芒星と宝箱が現れる。


 そして、五芒星の書かれた正面に、文字が書かれている。


 『ようこそ、恐れを知らない冒険者達』


 『この先は、本当の真の道なり』


 『あの時、戻っておけば良かった』


 『そんな言葉が、後々くるであろう』


 『ここまで来た勇気に、免じて――』


 『本当の『時空の狭間』へようこそ――』


 ここからか、『時空の狭間』のダンジョンは、今までは、『時空の狭間』じゃないて事なのね……


 「えっと」


 1階~50階までが、『軸の狭間』で、下層


 51階~99階が『時空の狭間』で、上層


 100階が『天空の蒼穹』で、天空上層の外


 三個存在するダンジョンて事ね……


 「名前が解って良かったよ、これきっと冒険所行ったらこの三種類が表示されるよ姉様!」


 「そうね、たぶん攻略されていないから情報提供をとか言われそうだけど?」


 「私は、言わないかな?」


 そもそももう冒険者ギルド行く事ないしね。


 そして、51階へと向かった。


 さっきまで、五芒星の光は、青い色だったが、今度は、赤色に変わる。


 ここから先は、危険地帯て意味なんだろうね……


 51階につくと普通のダンジョンの風景になる。


 少し歩いて行くと?


 息が聞こえる――


 フゥ~ ハァ~ ハァ~ フゥ~ ハァ~ ハァ~ フゥ~ ハァ~ ハァ~


 とりあえず『翡翠』を放つ――


 「グゥガハァ!」


 そんな声が聞こえる。


 倒れたモンスターのステータスを鑑定スキルを使用して見る。


 消える前に、ステータスが確認出来た。


 名前 :暗黒士ミノタウロス

 種族 :牛頭人身(ギリシア神話に登場する牛頭人身が、物を破壊し戦士となり暗黒の力を手に入れた怪物)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:暗黒騎士

 LV :85

 HP :400000

 MP :500

 力  :4000

 敏捷 :2000

 体力 :22000

 知力 :50

 魔力 :1000

 運  :50



 姉様ステータス確認できました。


 詳細は、こんな感じですと念話で飛ばす。


 姉様このモンスター大量に集める事できますか?


 「う~~~~ん」


 「完全状態に、なればできるけどあれやると体力もってかれるのよね……」


 「大丈夫です」


 「僕が完全回復できるので、何度でもできるはずです」


 「そう言えばそうね」


 「解った大量に、集めるために力解放するわね」



 言霊のように、心から言葉を発する。


 この剣術で、使用する気術は、体内活性化を意味する。


 手を前に突き出し合わせ言葉を唱えていく……


 『天王』


 そして、手をクロスにして……


 『獅子桜花』


 両腕を広げて、手を拳を握りしめ……


 『蓮』・『解』と唱える。


 そして、手を開き『点』と呟き……


 胸のあたりで拍手をして『心』と手の上に握った拳を置き……


 その逆を裏に手を回して『若』と叫び……


 その後もう一度大きく両手で、手を叩き『法福天昇』と唱える。


 これにより、身体の比率を自在にできる。


 身体を10個の精神で分けると何分の一になる。


 身体強化に、二分の一…


 両手筋肉に、三分の一ずつかける。


 胃に、二分の一をかける。


 そして、片目にも一分の一をかける。


 目にかけることで、左目の魔眼が解放される。


 解放すると左目には、『聖龍舞姫魔眼』が装備可能になる。


 胃にかける事によって全体の負担を吸収してくれる。


 本来のハイエルフの姿にかわる。


 普段の私だと凄く眠そうな感じだが、今は凄く輝いている。


 『聖龍舞姫魔眼』の効果により解放され使える技や封印している魔法等も使える使用だ。


 そして、僕は、かけられるだけの付与をかけて、ソウルチャージして姉様のSPを回復する。


 姉様の白銀の双剣を改良する為に、瞬時に魔法を唱える。


 最低でも『砂月』が付与できる双剣を再構築しないと!



 僕は、魔法を読み上げながら創りあげる。


 「金剛し、我の眠りを妨げる物を生かす…」


 「華の者冴も誘惑する……」


 「理告げし古の努々想いし復縁の神器蘇話言霊の心霊女布負神明よ…」


 「邪心て、理占める昏睡の混沌呼びし古の言葉過酷にてそうろうの……」


 「加護に守られし般若の打つ手射ない言霊の真能心の心聖を…」


 「姉妹詩無名の怨霊に、心身投げし傷跡の聖銘し訃釋之永遠を慈芽る……」


 「硝子世界の住人を黒転血族苑談の理示す醜福を邪してそれを生す産物へと帰す物成……」


 「剣舞……双剣淵迦宗炎舞樺」



 鑑定スキルにて確認



 武器:双剣淵迦宗炎舞樺(物理攻撃魔法の100%ダメージ/身体強化20%UP)

 威力:使用者の能力向上・『理』最終章である『翡翠』/『砂月』が宿る剣

 四章と八章が付与された双剣



 姉様完成しました。


 僕は、姉様に双剣を渡す。


 今度のは、壊れないので安心してください。


 それと双剣淵迦宗炎舞樺と月下龍の羽衣のアーティファクトセット効果発動に、より物理攻撃50%UP/防御50%UPらしいです。


 それって気になったんだけど?


 この51階は、私が一人で狩りしていい?


 「狩れます?」


 これだけの装備あれば、私のレベル近くじゃない限り倒せると思うのと経験値が半端ないくらいに入って来るから上までに上がるまでに結構上がるみたいね。


 そして、姉様は、ダンジョン内を宙に浮きながら結構なスピードで進む。


 念話で話が聞こえてくる。


 今、何百匹と声が……


 そして、数分過ぎると?


 たぶん数解らないけど、ダンジョン内に居る暗黒士ミノタウロスは、全部集め終わったから倒しちゃうね。


 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 暗黒士ミノタウロスに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 暗黒士ミノタウロスは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで51階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。



 そして、五芒星に乗り52階へ上がる。


 上に上がった瞬間結界が何枚か割れる音が聞こえる。


 いつも常に、結界を何重もはっている。


 52階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :堕ちたアークデーモン

 種族 :上級悪魔(主を裏切り、天罰により地に堕ちた怪物)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:上級悪魔・堕ちた怪物

 LV :95

 HP :800000

 MP :5000

 力  :6500

 敏捷 :1500

 体力 :50000

 知力 :99

 魔力 :999

 運  :20



 「おぉぉぉ!」


 「きたぁぁぁ!」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「52階でこんなの来るの!」


 とりあえず双剣の方ですが、聖を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『翡翠』を打ってみて?」


 「はい」


 『翡翠』


 『堕ちたアークデーモンは』塵と化した。


 「あれ?」


 「やっぱり、私の考えは、間違ってなかった!」


 「どういう事ですか?」


 「この世界に、いままでて無い作られた魔法でしょ?」


 「『理』シリーズて?」


 「そうですね」


 「そして、このダンジョンは、昔からあるダンジョン」


 「あ、なるほど」


 「言ってる意味がわかりました」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『堕ちたアークデーモン』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 堕ちたアークデーモンに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 堕ちたアークデーモンは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで52階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り53階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが飛んで来る。


 53階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :堕ちた吸血鬼

 種族 :吸血鬼(神祖だった頃に掟を破り、天罰により地に堕ちた怪物)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:神祖・吸血鬼・上位

 LV :99

 HP :900000

 MP :15000

 力  :9000

 敏捷 :3000

 体力 :60000

 知力 :120

 魔力 :1500

 運  :0



 「おぉぉぉ!」


 「きたぁぁぁ!」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「53階は、吸血鬼なのね」


 とりあえず双剣の方ですが、聖を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『翡翠』を打ってみて?」


 「はい」


 『翡翠』


 『堕ちた吸血鬼』三分の二のダメージを受ける。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『堕ちた吸血鬼』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 堕ちた吸血鬼に刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 堕ちた吸血鬼は、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで53階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り54階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが飛んで来る。


 54階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :堕天使ルシファー

 種族 :吸血鬼(堕天使とは、天使の身でありながら様々な理由により、天界を追放(=堕天)される事となった天使達の事)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:元上位天使・堕天使12枚の羽根を持者

 LV :110

 HP :1000000

 MP :20000

 力  :12000

 敏捷 :6000

 体力 :95000

 知力 :400

 魔力 :2000

 運  :84



 「おぉぉぉ!」


 「きたぁぁぁ!」


 「伝説かと思ったらここに居た!」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「54階は、堕天使ルシファーなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、聖を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『堕天使ルシファー』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『堕天使ルシファー』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 堕天使ルシファーに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 堕天使ルシファーは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで54階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り55階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 部屋は、50階の様な部屋だった。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『堕天使/堕ちたシリーズ倒し者』


 『汝勇気ある者として認めよう』


 『次に進む道は、先ほどよりさらに過酷になる』


 『そなたは、それでも進むと言うなれば儂は、止めぬ』


 『勇気ある冒険者よ次の階へ進め』







 そして、五芒星に乗り56階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが四本足で歩いてくる。


 56階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :キマイラ

 種族 :生物兵器(ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ:複数の生物あるいは魔物が合成された怪物)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:生物兵器

 LV :120

 HP :10000000

 MP :1000

 力  :120000

 敏捷 :10000

 体力 :100000

 知力 :30

 魔力 :100

 運  :99



 「姉様ここのモンスター基本伝説系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「56階は、キマイラなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、聖を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『キマイラ』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『キマイラ』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 キマイラに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 キマイラは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで56階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。






 そして、五芒星に乗り57階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが二本足で歩いてくる。


 57階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :バフォメット

 種族 :悪魔(黒山羊の頭と黒い翼をもつ悪魔)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:悪魔

 LV :125

 HP :12000000

 MP :1200

 力  :150000

 敏捷 :15000

 体力 :150000

 知力 :100

 魔力 :1200

 運  :100



 「姉様ここのモンスター基本伝説系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「57階は、バフォメットなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、聖を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『バフォメット』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『バフォメット』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 バフォメットに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 バフォメットは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで57階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。






 そして、五芒星に乗り58階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが二本足で歩いてくる。


 58階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :イフリート

 種族 :魔人、悪魔、精霊(炎の魔人、炎の精霊、炎の魔獣として知られる)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:炎の魔人・炎の精霊・炎の魔獣

 LV :130

 HP :15000000

 MP :1500

 力  :100000

 敏捷 :20000

 体力 :200000

 知力 :500

 魔力 :1000

 運  :10



 「姉様ここのモンスター基本伝説系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「58階は、イフリートなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、水を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『イフリート』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『イフリート』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 イフリートに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 イフリートは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで58階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。






 そして、五芒星に乗り59階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが飛んでくる。


 59階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :ニーズヘッグ

 種族 :悪魔(北欧神話に登場する蛇である)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :135

 HP :30000000

 MP :15000

 力  :150000

 敏捷 :15000

 体力 :260000

 知力 :200

 魔力 :15000

 運  :0



 「姉様ここのモンスター基本伝説系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「59階は、ニーズヘッグなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、聖を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『ニーズヘッグ』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『ニーズヘッグ』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 ニーズヘッグに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 ニーズヘッグは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで59階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り60階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 部屋は、55階の様な部屋だった。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『悪魔にみいらし魂を癒し者』


 『汝勇気ある者として認めよう』


 『次に進む道は、先ほどよりさらに過酷になる』


 『そなたは、それでも進むと言うなれば儂は、止めぬ』


 『勇気ある冒険者よ次の階へ進め』







 そして、五芒星に乗り61階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが飛んでくる。


 61階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :大天使ミカエル

 種族 :大天使(天使の属する霊的な世界は我々の物質的な世界に先立って創造されたもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:大天使

 LV :150

 HP :200000

 MP :1000

 力  :1200

 敏捷 :10000

 体力 :1000

 知力 :9999

 魔力 :100

 運  :9999



 「姉様ここのモンスターは、天使系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「61階は、大天使ミカエルなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、闇を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『大天使ミカエル』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『大天使ミカエル』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 大天使ミカエルに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 大天使ミカエルは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで61階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。






 そして、五芒星に乗り62階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが飛んでくる。


 62階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :智天使ケルビム

 種族 :大天使(天使の属する霊的な世界は我々の物質的な世界に先立って創造されたもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:大天使

 LV :160

 HP :250000

 MP :1500

 力  :1500

 敏捷 :12000

 体力 :2500

 知力 :10000

 魔力 :150

 運  :1



 「姉様ここのモンスターは、天使系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「62階は、智天使ケルビムなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、闇を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『智天使ケルビム』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『智天使ケルビム』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 智天使ケルビムに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 智天使ケルビムは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで62階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。






 そして、五芒星に乗り63階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが飛んでくる。


 63階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :熾天使セラフィム

 種族 :大天使(天使の属する霊的な世界は我々の物質的な世界に先立って創造されたもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:大天使

 LV :165

 HP :10000

 MP :150000

 力  :1500

 敏捷 :120000

 体力 :2500

 知力 :100000

 魔力 :1000

 運  :88



 「姉様ここのモンスターは、天使系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「63階は、熾天使セラフィムなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、闇を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『熾天使セラフィム』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『熾天使セラフィム』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 熾天使セラフィムに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 熾天使セラフィムは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで63階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。






 そして、五芒星に乗り64階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが飛んでくる。


 64階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :八大天使イェレミエル

 種族 :八大天使(天使の属する霊的な世界は我々の物質的な世界に先立って創造されたもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:八大天使

 LV :170

 HP :12000

 MP :200000

 力  :1000

 敏捷 :100000

 体力 :2200

 知力 :100000

 魔力 :1200

 運  :999



 「姉様ここのモンスターは、天使系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「64階は、八大天使イェレミエルなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、闇を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『八大天使イェレミエル』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『八大天使イェレミエル』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 八大天使イェレミエルに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 八大天使イェレミエルは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで64階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り65階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 部屋は、60階の様な部屋だった。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『大天使を倒し者』


 『汝勇気ある者として認めよう』


 『次に進む道は、先ほどよりさらに過酷になる』


 『そなたは、それでも進むと言うなれば儂は、止めぬ』


 『勇気ある冒険者よ次の階へ進め』






 そして、五芒星に乗り66階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが走り出す足音が聞こえる。


 66階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :ティラノサウルス

 種族 :恐竜(現在知られている限りで史上最大級の肉食恐竜の一つに数えられる)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:恐竜

 LV :180

 HP :5000000

 MP :0

 力  :1000000

 敏捷 :100000

 体力 :250000

 知力 :10

 魔力 :0

 運  :0



 「姉様ここのモンスターは、恐竜系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「66階は、ティラノサウルスなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、火を付与しておきましたので……


 それとSPも回復しましたのでまた暴れられますよ?


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『ティラノサウルス』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『ティラノサウルス』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 ティラノサウルスに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 ティラノサウルスは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで66階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り67階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが走り出す足音が聞こえる。


 67階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :スピノサウルス

 種族 :恐竜(有名な大型肉食恐竜ティラノサウルスに匹敵する、あるいはそれ以上とも言われる史上最大級の肉食恐竜である)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:恐竜

 LV :190

 HP :6000000

 MP :0

 力  :1500000

 敏捷 :150000

 体力 :300000

 知力 :0

 魔力 :0

 運  :0



 「姉様ここのモンスターは、恐竜系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「67階は、スピノサウルスなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、火を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『ティラノサウルス』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『スピノサウルス』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 スピノサウルスに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 スピノサウルスは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで67階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り68階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが走り出す足音が聞こえる。


 68階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :ギガノトサウルス

 種族 :恐竜(大型肉食恐竜として有名なティラノサウルスなどに並ぶ、史上最大級の獣脚類の一つである)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:恐竜

 LV :200

 HP :8000000

 MP :0

 力  :2000000

 敏捷 :200000

 体力 :400000

 知力 :0

 魔力 :0

 運  :0



 「姉様ここのモンスターは、恐竜系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「68階は、ギガノトサウルスなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、火を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『ギガノトサウルス』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『ギガノトサウルス』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 ギガノトサウルスに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 ギガノトサウルスは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで68階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り69階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが走り出す足音が聞こえる。


 69階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :カルカロドントサウルス

 種族 :恐竜(肉食恐竜である大型獣脚類の一種)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:恐竜

 LV :210

 HP :10000000

 MP :0

 力  :3000000

 敏捷 :300000

 体力 :500000

 知力 :0

 魔力 :0

 運  :0



 「姉様ここのモンスターは、恐竜系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「69階は、カルカロドントサウルスなのね」


 とりあえず双剣の方ですが、火を付与しておきましたので……


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『カルカロドントサウルス』塵と化して消えた。


 「あれ?」


 「やっぱり、さっきと同じでここも私一人で倒せる!」


 「じゃ~また集めて、まとめ狩りしてくるね~」


 姉様は、ダンジョン内を端から端までの『カルカロドントサウルス』を集め始める。


 そして、集まった所に言霊を放つ――



 姉様の言霊が聞こえる。



 私は、心を無にする。


 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を砕く者なり――」


 「血の契約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を分け与えし者共よ――」


 「我を誘わぬ事なりて――」


 「覇者の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧梅雨白月十六夜の演舞』」 


 月を照らした場所から双剣が次々突き刺さる……


 何千・何万・何億と金色に光る双剣が増える――


 月の円を描くかのように、舞うそして――


 カルカロドントサウルスに刺さり散る。


 散ると血紫福が星の様に広がる……


 カルカロドントサウルスは、跡形もなく消える――


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで69階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り70階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 部屋は、65階の様な部屋だった。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『恐竜を倒し者』


 『汝勇気ある者として認めよう』


 『次に進む道は、上層主との闘いによりさらに過酷になる』


 『そなたは、それでも進むと言うなれば儂は、止めぬ』


 『勇気ある冒険者よ次の階へ進め』


 さっきまで、五芒星の光は、赤色だったが、今度は、金色に変わる。


 ここから先は、危険地帯て意味なんだろうね……





 そして、五芒星に乗り71階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが走り出す足音が聞こえる。


 71階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :帝国ロード騎士 アンリス三世

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :230

 HP :100000000

 MP :0

 力  :3000000

 敏捷 :300000

 体力 :5000000

 知力 :100

 魔力 :0

 運  :100



 「姉様ここのモンスターは、霊的人間系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「71階は、帝国ロード騎士 アンリス三世なのね」


 「ユウキ試しに、『砂月』を打ってみて?」


 「はい」


 『砂月』


 『帝国ロード騎士 アンリス三世』まったくダメージを与えない。


 「あれ?」


 「ダメージが通らない――」


 「めんどい敵が現れたな……」


 「そろそろ強いの来たみたいね!」


 「ま、でも皇帝龍殺しの嵌め技で、嬲り殺します」


 「確かに、経験値美味しいけどめんどいから一回ですませて……」


 「姉様の意見に従います」


 「さて、僕の出番ですね!」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『帝国ロード騎士 アンリス三世』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『帝国ロード騎士 アンリス三世』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで71階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに今の十二章でしょと話す。




 そして、五芒星に乗り72階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが走り出す足音が聞こえる。


 72階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :帝国ロード騎士 ミリオン二世

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :240

 HP :100000000

 MP :0

 力  :5000000

 敏捷 :500000

 体力 :5000000

 知力 :100

 魔力 :0

 運  :100



 「姉様ここのモンスターは、霊的人間系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「72階は、帝国ロード騎士 ミリオン二世なのね」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『帝国ロード騎士 ミリオン二世』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『帝国ロード騎士 ミリオン二世』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで72階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り73階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが走り出す足音が聞こえる。


 73階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :帝国ロード騎士 ロミオ一世

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :250

 HP :1000000000

 MP :0

 力  :5500000

 敏捷 :600000

 体力 :50000000

 知力 :100

 魔力 :0

 運  :100



 「姉様ここのモンスターは、霊的人間系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「73階は、帝国ロード騎士 ロミオ一世なのね」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『帝国ロード騎士 ロミオ一世』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『帝国ロード騎士 ロミオ一世』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで73階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り74階へ上がる。


 今度は、上に上がったらすぐには、モンスターは、出なかった。


 奥へと進むと何かが走り出す足音が聞こえる。


 74階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :帝国王 ミルク・カスタード

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :255

 HP :1200000000

 MP :0

 力  :6000000

 敏捷 :800000

 体力 :60000000

 知力 :100

 魔力 :0

 運  :100



 「姉様ここのモンスターは、霊的人間系が多いいきがします」


 「どうしたのユウキ?」


 「解りましたステータス送ります」


 「74階は、帝国王 ミルク・カスタードなのね」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『帝国王 ミルク・カスタード』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『帝国王 ミルク・カスタード』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで74階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。





 そして、五芒星に乗り75階へ上がる。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『汝このままの道を突き進め――』


 『迷いなき心は、持たずただ進むのみ――』


 『伝説を求め次の階へ進め――』





 そして、五芒星に乗り76階へ上がる。


 奥へと進むと剣を地面に突き刺すように、構えている者がいる。


 76階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊騎士

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :260

 HP :99999999999

 MP :測定不能

 力  :不明

 敏捷 :不明

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :0

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「76階は、彷徨う亡霊騎士なのね」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊騎士』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊騎士』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで76階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り77階へ上がる。


 奥へと進むと剣を地面に突き刺すように、構えている者がいる。


 77階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊魔法使

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :270

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「77階は、彷徨う亡霊魔法使なのね」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊魔法使』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊魔法使』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで77階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り78階へ上がる。


 奥へと進むと剣を地面に突き刺すように、構えている者がいる。


 78階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊剣闘士

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :280

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「78階は、彷徨う亡霊剣闘士なのね」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊剣闘士』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊剣闘士』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで78階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り79階へ上がる。


 奥へと進むと剣を地面に突き刺すように、構えている者がいる。


 79階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊拳闘士

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :290

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「79階は、彷徨う亡霊拳闘士なのね」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊拳闘士』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊拳闘士』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで79階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。





 そして、五芒星に乗り80階へ上がる。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『伝説を求め只突き進め――』


 『未来の伝説の英雄よ――』





 そして、五芒星に乗り81階へ上がる。


 奥へと進むと剣を地面に突き刺すように、構えている者がいる。


 81階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊精霊魔法士

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :300

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「81階は、彷徨う亡霊精霊魔法士なのね」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊精霊魔法士』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊精霊魔法士』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで81階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。





 そして、五芒星に乗り82階へ上がる。


 奥へと進むと手に魔法メイスを構えている者がいる。


 82階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊アークビショップ

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :310

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「82階は、彷徨う亡霊アークビショップ」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊アークビショップ』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊アークビショップ』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで82階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。





 そして、五芒星に乗り83階へ上がる。


 奥へと進むと拳を構えている者がいる。


 83階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊修羅

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :310

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「83階は、彷徨う亡霊修羅」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊修羅』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊修羅』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで83階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。





 そして、五芒星に乗り84階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 84階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊の傷痕

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :320

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「84階は、彷徨う亡霊の傷痕」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊の傷痕』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊の傷痕』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで84階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。





 そして、五芒星に乗り85階へ上がる。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『未来の伝説の英雄よ――』


 『もう直ぐこの手に――』



 そして、五芒星に乗り86階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 86階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊吸血鬼

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :330

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「86階は、彷徨う亡霊吸血鬼」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊吸血鬼』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊吸血鬼』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで86階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り87階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 87階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊邪鬼

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :340

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「87階は、彷徨う亡霊邪鬼」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊邪鬼』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊邪鬼』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで87階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り88階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 88階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊エルフ

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :345

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「88階は、彷徨う亡霊エルフ」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊エルフ』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊エルフ』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで88階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り89階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 89階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊ダークエルフ

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :350

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「89階は、彷徨う亡霊ダークエルフ」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊ダークエルフ』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊ダークエルフ』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで89階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。





 そして、五芒星に乗り90階へ上がる。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『未来の伝説の英雄よ――』


 『もう直ぐこの手に――』


 『落とした心を救って下さい――』





 そして、五芒星に乗り91階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 91階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊大天使ミカエル

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :355

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「91階は、彷徨う亡霊大天使ミカエル」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊大天使ミカエル』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊大天使ミカエル』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで91階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り92階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 92階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊智天使ケルビム

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :360

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「92階は、彷徨う亡霊智天使ケルビム」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊智天使ケルビム』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊智天使ケルビム』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで92階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り93階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 93階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊熾天使セラフィム

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :365

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「93階は、彷徨う亡霊熾天使セラフィム」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊熾天使セラフィム』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊熾天使セラフィム』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで93階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り94階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 94階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊八大天使イェレミエル

 種族 :上層主(上層部を守りしもの)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :385

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :不明

 魔力 :測定不能

 運  :不明



 「姉様ここは、亡霊系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「94階は、彷徨う亡霊熾天使セラフィム」


 「あれ?」


 「これって、天使シリーズの階層で倒したやつよね?」


 「そうですね、推測ですけど?」


 「ダンジョンが、消滅した敵を吸収し進化させたと考えています……」


 「それだと、皇帝龍あたりでそうよね?」


 「雑種で、脆かった皇帝龍も本来の力を取り戻した状態の亡霊版が出るかもですね――」


 「それでは、続きで倒していきますね!」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊熾天使セラフィム』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊熾天使セラフィム』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで94階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。





 そして、五芒星に乗り95階へ上がる。


 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『未来の伝説の英雄よ――』


 『もう直ぐこの手に――』


 『落とした心を救って下さい――』


 『我、時空の狭間からの解放を――』




 そして、五芒星に乗り96階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 96階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊皇帝龍

 種族 :上層主(上層部を守りしもの:永眠から解放された本来の皇帝龍)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :400

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :測定不能

 魔力 :測定不能

 運  :測定不能



 「姉様ここは、亡霊の神話系ですね……」


 「規格外の敵が来そうで怖いですね……」


 「姉様ステータス送りますけど驚きますよ?」


 「永眠から解放された本来の皇帝龍て、やばいじゃない?」


 「何かとても嫌な予感がしますね……」


 「それでも気をつり直し敵を見つめる」


 「96階は、彷徨う亡霊皇帝龍」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊皇帝龍』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊皇帝龍』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『覇櫻』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえてるが、三分の一しかダメージを与えない――


 「あれ、覇櫻で倒せなくなったて事!」


 どうやら最上階に近づいているのが実感できる。


 僕は、新たに……


 「十二章が駄目なら十三章だ!」


 そして、十三章の『終焉』を唱える。


 効果は、抜群だった。


 塵となり悲鳴と共に、消滅する。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで96階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。




 そして、五芒星に乗り97階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊がいる。


 97階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊フェンリル

 種族 :上層主(上層部を守りしもの:フェンリルとは北欧神話に登場する怪物)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :410

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :測定不能

 魔力 :測定不能

 運  :測定不能



 「姉様ここは、亡霊の神話系しかもういません」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「97階は、彷徨う亡霊フェンリル!」


 「皇帝龍が来て、次がフェンリルだと98階なんだろうね?」


 「ユウキなら何がでるか解る?」


 「う~~~ん」


 「まったく予想ができません……」


 「それに、気づきましたか姉様?」


 「96階からの経験値がやばいです!」


 「レベルが二個とか鳴ります!」


 「それと魔力の威力がさっきから凄いので、後でステータス確認したいですね」


 「さてと、長話しちゃったので、さっさと倒しちゃいますね!」


 「僕は、集中状態に戻る――」


 「そして――」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊フェンリル』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊フェンリル』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 そして僕は、『終焉』と唱え放つ――


 塵る瞬間悲鳴が聞こえて消える。


 どうやらこの嵌め技は、有効の様だ。


 ダンジョン内からクリアの音が聞こえる。


 ダンジョンは、小さく部屋になり……


 五芒星と宝箱が現れる。


 これで97階突破だね。


 姉様は、嬉しそうに話す。


 「もう少しで、最上階だね、何が出るかは、予想がつかないよ!」


 「真面目に、次からやばい予感しかしないかな?」


 「姉様にも手伝ってもらう為に、双剣火力を上げますね」


 「ユウキこれ以上は、無理じゃないの?」


 「言え、僕たちのステータス確認すれば解りますよ?」


 「45階で、出来た奇跡の双剣版の上が作れるはずです!」



 そして僕は、鑑定スキルで自分を確認する。




 名前 :ルーンシタインベル・ユウキ

 種族 :ハイエルフ(優秀な歴史ある貴族の家庭)

 性別 :男

 年齢 :二歳

 ジョブ:なし

 LV :280

 HP :2500000

 MP :1500000000

 力  :1000

 敏捷 :3000

 体力 :125000

 知力 :1200000

 魔力 :30000000

 運  :777



 パッシブスキル


 詠唱破棄


 MP回復速度強化  ↑UP


 魔力強化LV450 ↑UP


 消費MP完全減少(上位スキル)


 指書き詠唱破棄


 魔法耐性無限(対象者は、属性から無効果する)


 賢者の魔眼(右目):上限レベル突破により解除されています。


 死期魔眼(左目):上限レベル突破により解除されています。




 アクティブスキル


 光魔法マスター


 闇魔法マスター


 風魔法マスター


 水魔法マスター


 土魔法マスター


 火魔法マスター


 無魔法マスター


 精霊魔法マスター


 魔力覚醒マスター


 付与魔法LV350 ↑UP


 時空魔法マスター


 古代魔法マスター


 古代兵器マスター


 理魔法マスター


 福魔法マスター ↑UP


 暗黒魔法マスター


 神聖魔法マスター ↑UP


 エレメンタル属性魔法LV200 ↑UP


 自作魔法LV485(レベル上限999まで有) ↑UP


 召喚魔法マスター


 錬金術マスター


 幻想魔法マスター


 個人合成術LV500(自作類) ↑UP



 固有スキル


 時空魔法破壊者


 魔法元素破壊者


 浮与魔法


 開門


 魔法筆写師


 念話


 鑑定(存在する物全てをステータスで見れる)


 アーティファクトマスター ↑UP


 アーティファクト師範マスター ↑UP


 理シリーズ武器作成マスター ↑UP※マスターにより、十三章の武器作成が可能になります(新規スキル)


 装備


 武器:理論の魔法書改(魔法攻撃力80%UP)


 防具:ベビー服:魔力上昇

   :兎の靴:集中力上昇・知力上昇


 装飾:皇帝の指輪(自作):スキル破壊:未知数)

   :緋龍の指輪(姉様自作アーティファクト:存在する種族に変身できる)

   :双龍の指輪(姉様自作アーティファクト:異性変更)

   :彰転の指輪(姉様自作アーティファクト:レベル上限偽装)




 道具



 ・付与属性の鎧(姉様自作アーティファクト)


 ・付与属性の双剣(7属性まで付与可能:姉様自作アーティファクト)


 ・理論の魔法書改(魔法攻撃力80%UP)

  ※姉様の過去の遺産を再構築して、改良した物


 ・なぞのチャック収取用(広さ日本くらいまで収納できる。)


 ・なぞのチャック図書館(広さ日本くらいまで収納できる。)


 ・なぞのチャック未使用(広さ日本くらいまで収納できる。)


 ・揺り篭


 ・開門の謎(解読中)


 ・回復の心得と精神魔法の応用:下編(解読中)


 ・貴方も学べるシェフマスター(解読中)



 おお凄い上がってる。


 姉様もそうとうレベル上がってるよね?


 そうね上がって吃驚しているわね……


 姉様の鑑定するね


 スキル鑑定を使用する。




 名前 :ルーンシタインベル・フェアリーローズ

 種族 :ハイエルフ(優秀な歴史ある貴族の家庭)

 性別 :女

 年齢 :20歳

 ジョブ:魔法剣士・賢者・創造者・双剣剣士

 LV :370

 HP :1000000

 MP :80000

 力  :25000

 敏捷 :6000

 体力 :500000

 知力 :9999

 魔力 :100000

 運  :300




 パッシブスキル


 詠唱破棄


 MP回復速度強化LV表示できません 


 魔力強化LV220 ↑UP


 消費MP完全減少(上位スキル)


 魔法耐性無限(対象者は、属性から無効果する)


 聖龍舞姫魔眼(左目解放)

 ※効果により解放され使える技や封印している魔法等も使える使用になる。


 アクティブスキル


 双剣マスター


 光魔法マスター


 闇魔法マスター


 風魔法マスター


 水魔法マスター


 土魔法マスター


 火魔法マスター


 精霊魔法マスター


 魔力覚醒マスター


 時空魔法マスター


 古代魔法マスター


 古代兵器マスター


 理シリーズ四章まで読み終わり ↑UP


 エレメンタル属性魔法マスター


 自作魔法LV250(レベル上限999まで有) ↑UP


 錬金術マスター


 幻想魔法マスター


 個人合成術LV130(自作類) ↑UP


 固有スキル


 時空魔法破壊者


 魔法元素破壊者


 アーティファクトマスター


 アーティファクト師範マスター ↑UP


 浮与魔法


 念話


 念話電話




 装備:双剣淵迦宗炎舞樺(物理攻撃魔法の100%ダメージ/身体強化20%UP)

              威力:使用者の能力向上・『理』最終章である『翡翠』/『砂月』が宿る剣

                ※ 四章と八章が付与された双剣

   :月下龍の羽衣(弟作):『砂月』/『翡翠』の魔法効果をノーダメージ

              :上記の魔法以下ならいかなる魔法もダメージ受けない。

    ※ 双剣淵迦宗炎舞樺と月下龍の羽衣のアーティファクトセット効果発動により物理攻撃50%UP/防御50%UPらしいです。


   :博霊手袋(自作):精霊魔法・時空魔法強化

   :堕天使の小手(自作):物理攻撃100%カット

   :白銀のブーツ(自作):行動制限解除30%カット




 装飾:堕天使の指輪(自作):物理・魔法の解析を瞬時に行う。

   :天使の王冠(自作):全身に光のオーラを纏う。

   :瞬間移動の指輪(自作):自分の城or行った事のある地形に移動。



 道具



 ・なぞのチャック改:研究所(広さ四国くらい収納できる/一時間の時間が普通の世界時間だと五分の時間)


 ・なぞのチャック収集品(広さ四国くらい収納できる)


 ・魔女の箒


 ・水晶


 ・天使のの羽衣(自作):詠唱破棄・何重にも魔法影響削除


 ・『理』シリーズ五章(解読中)



 「あれ、姉様『理』五章て書いてありますが……」


 「ユウキが魔法で、戦い始めた時から暇になったから読んでたら?」


 「確かに、一章~三章をパズルすると四章でるのね……」


 「『翡翠』が思ったより早く覚えられて良かったわ」


 「覚えるの早すぎです!」


 「そうでもないのよ?」


 「どういう意味ですか?」


 「あれから一日以上は、たってるのよ?」


 「なるほど、だから時空の狭間なんですね……」


 「時間の感覚が異なる事からくる時間て事で、感覚が違うのと疲れ方が違うてことなんでしょうね……」


 「それより武器を作りますね!」


 「理シリーズ武器全部解放したみたいなスキル覚えたのが載ってたので作れそうです」


 さてと、作るか――



 僕は、魔法を読み上げながら創りあげる。


 「金剛し、我の眠りを妨げる物を刺す…」


 「潤うし華の者冴も魅了する……」


 「理告げし古の努々想いし復縁の神器祭し言霊の心霊女布負神明よ…」


 「牙の獅子にて、理占める昏睡の混沌呼びし古の言葉過酷にてそうろうの……」


 「加護に守られし明星の打つ手射ない言霊の真能心の清聖を…」


 「姉妹詩無名の神霊に、心身投げし傷跡の世明し訃釋之永遠を慈芽る……」


 「硝子世界の住人を血族苑談の理示す醜福を邪してそれを生し帰す物成……」


 「剣舞……龍理双剣終焉の舞姫」


 鑑定を使う……




 武器:龍理双剣終焉の舞姫(『終焉』の完成版:物理/魔法へとダメージ無視)

 威力:終焉同等の力が出せるが、自身の魔力に対して威力を発揮する。

 効果:月下龍の羽衣装備時のみ:金色のオーラが纏える。/身体>強化/向上10%UP



 「姉様この『龍理双剣終焉の舞姫』を装備して下さい」


 装備したとたん金色のオーラが身体中に広がる。


 「これで、上に挑んでいけますね」


 「僕と同じように、『終焉』が使えるような物ですし、SPが減るわけじゃないので……」


 「それじゃ上にあがります」


 僕は、五芒星の中に入る。



 そして、五芒星に乗り98階へ上がる。


 奥へと進むと亡霊が、王座に座っている。


 98階のモンスターは、何かとステータスを鑑定スキルを使用する。


 ステータスが公開される。


 名前 :彷徨う亡霊魔王サタン(ルシファー)

 種族 :上層主(上層部を守りしもの:サタン「敵対者」「妨げる者」「誹謗する者」「訴える者」を意味するが言われは、いわゆる「悪霊・悪魔・魔物などの王」が魔王としての登場が多い)

 性別 :不明

 年齢 :不明

 ジョブ:不明

 LV :490

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :測定不能

 魔力 :測定不能

 運  :測定不能



 「姉様ついに、亡霊でもやばいのが来ちゃいました!」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「98階は、彷徨う亡霊魔王サタン!」


 「上の階で、私も力貸す為にも、この彷徨う亡霊魔王サタンは、私が戦っていいかしら?」


 「ユウキは、『樹縛結界香煙華』を唱えてくれれば私が戦うから……」


 「解りました」


 「でわ、始めますか?」


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『彷徨う亡霊魔王サタン』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『彷徨う亡霊魔王サタン』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 「彷徨う亡霊魔王サタンは、標的を見つけたかのように、王座から立ち上がる」


 「小娘が我の相手をすると言うのか?」


 「そこの子供の方が強そうに見えたが、我に挑み敗北するのがそなたの希望ならば我が快く相手をしよう!」


 姉様と彷徨う亡霊魔王サタンの戦いが始まる――


 姉様は、普通に斬りに行くとかすり傷が出来るが、大きなダメージを与えられない……


 彷徨う亡霊魔王サタンも腕力だけで、姉様を吹き飛ばす。


 それでも姉様が纏ってる光によって、そうとう半減されてダメージに至ってない。


 「これじゃ埒があかないから大技を繰り出すからね!」


 「あれから少し改良したから威力上がってるはず!」



 姉様の言霊が聞こえる。




 私は、心を無にする。



 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を滅ぼす者なり――」


 「血の盟約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を引き出し湧き与えし者共よ――」


 「我の心に微睡許すし理を極めし者なりて――」


 「覇王の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの転輪にもとずく双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧月天龍勾玉覇魔の舞櫻』」 


 月に龍が重なりそれを照らした場所から黄金の龍の双剣が次々突き刺さる……


 何万・何億・何兆と黄金に光る双剣が増える――


 月の円内に、勾玉がうっすらと描くかのように、舞うそして――


 『彷徨う亡霊魔王サタン』に突き刺さり散る。


 散ると水晶が砕けて、粉の様に輝き大地に広がる……


 「こんな小娘に、負けるなんてありえ……」


 言葉は、最後まで言えず塵とかし消える――


 「おぉぉ!」


 「姉様凄い!」


 僕は、彷徨う亡霊魔王サタンが消えた瞬間叫んでいた。


 姉様も技の完成と倒した事にかなり興奮している。


 「ユウキやったよ!」


 「これで二人で戦えますね!」


 「そうだね!」


 最後のダンジョン『天空の蒼穹』ですね――


 五芒星と最後の宝箱が現れる。


 いつも道理の石板の破片が出る。


 たぶんこれが最後のピースで言えば、破片だね。


 僕は、五芒星の中に入る。




 そして、五芒星に乗り99階へ上がる。




 五芒星の正面には、文字が書かれている。


 『汝よくぞ来られた――』


 『真実の神祖は、パズルによって封印は、解かれる――』


 『さぁここに、石板の破片をはめて、本当の真実をしれ――』




 石板の破片を姉様と二手に分かれて、はめていくと自動に、その位置に、石板がはまっていく。


 全部の破片がはまると?


 六芒星の虹色の光が、現れる。


 これに乗れば100階の『天空の蒼穹』へ行けるのか……


 「確か、話では、天空上層の外とか言ってたよね?」


 姉様からそうだねと返事が返ってくる。


 そして、六芒星の上に乗る。


 バチバチと光ると別の空間に移動した様子……


 目を開けると天空で空が見えるが、真っ赤な空だった。


 地面は、石で造られている。


 周りには、何もない――


 広い、そして、凄く不気味な空気が辺り一面に広がっているようだ……


 少し歩いて行くと?


 青年系の剣士がいる。


 僕は、その青年に、ステータスを鑑定スキルを使用する。




 名前 :ドッペルゲンガー(元冒険者の末路)

 種族 :上層主(上層部を守りしもの:ドッペルゲンガー自分自身の生き写しである。もう1人の自分が目の前に現われるという怪奇現象である。)

 性別 :男

 年齢 :19歳

 ジョブ:騎士・ロードナイト・魔法剣士・召喚士・賢者・封印されし者

 LV :666

 HP :測定不能

 MP :測定不能

 力  :測定不能

 敏捷 :測定不能

 体力 :測定不能

 知力 :測定不能

 魔力 :測定不能

 運  :測定不能



 「姉様ついに、やばいのが来ちゃいました!」


 「姉様一応ステータス送ります」


 「『天空の蒼穹』、ドッペルゲンガー!」



 「貴様ら?」


 「何をこそこそ話してる!」


 「こい!」


 「彷徨う亡霊達よ!」


 六芒星が広がり召喚が展開されていく――



 「こいつ召喚使うのか!」


 「次に使わないように、封印しなきゃ!」


 召喚によって、亡霊が少しずつ召喚されていく――


 召喚なんて何度も呼ばれるのが面倒なので……


 そして、僕は、魔法破壊を使用しこの空間に召喚というタブーをドッペルゲンガーに魔法を放つ――


 「『十字血海白銀の魔王』」


 ドッペルゲンガーの周りに真っ赤な鎖が何千本も拘束して消える……


 「召喚封印魔法か?」


 「もう十分な程亡霊が召喚できてるから、さほど問題は、ない――」


 「ドッペルゲンガーは、召喚魔法が封印された事に気づいている」


 「凄いと感心していると?」


 ふと気づく……


 「亡霊!」


 「姉様やばい、亡霊てさっきまで戦ってたやつらだ!」


 「姉様に、後ほど教える予定でしたが、準備しててよかった!」


 「これを!」


 「魔法が書かれている紙?」


 「はい、僕のスキルで、魔法筆写師があるので、神聖魔法の『樹縛結界香煙華』が書いてあります」


 「見ただけで脳内に、入り速攻で覚えるはずなので、覚えちゃってください!」


 姉様は、ロールを取り出し見る。


 すると?


 「ユウキ、神聖魔法が覚えていて、確かに『樹縛結界香煙華』があるわね」


 「亡霊頼んでいいですか?」


 「解った!」


 「けど結構な数よね?」


 「お願いします!」


 「僕は、ドッペルゲンガーと戦います」


 「貴様らこそこそと何を話してる!」


 「狩りの時間だ――」


 ドッペルゲンガーが僕に、斬りかかる。


 僕は、結界で防ぐが結構な枚数が割れる!


 自動補正で、結界は直ぐに戻るが、こうも簡単に破って来るとは、予想以上の攻撃力!


 僕は、攻撃せず他に魔法が発動しないように、神聖魔法を放つ――


 「『樹縛結界香煙華』」と唱える。


 何億と銀色の線が『ドッペルゲンガー』の周りに、『八芒星』を描くように書かれて行く――


 これによって、『ドッペルゲンガー』自身に強力な魔法を放っても外部には漏れないように構想を練って作り上げた魔法だった。


 「ほぉー」


 「召喚を封じて、今度は、魔法を封じるか面白い魔法を使う――」


 「これで、変身出来なくなっただろう?」


 「確かに、君たちに変身ができなくなってしまったのは、認めるが……」


 「力だけでも十分お前を倒せるぞ――」


 ドッペルゲンガーの一撃がさっきよりも威力が上がる!


 「先ほどから何やら考えているようだが?」


 「あなたは、自分で喋れる事が解ったので、僕は、あえて気になった事を聞く」


 「あなたがあの文字で、示し導きそして、滅ぼされた冒険者ですか?」


 「そうだ!」


 「我は、元は、ここに攻略しに来たらお主らと一緒で、違うドッペルゲンガーに出会った!」


 「我は、その者に、敗れて、今に居たり、その者より力をつけて我自身が、ドッペルゲンガーとなった!」


 「それが、ここの答えだ」


 「お前が負ければ、我の物になる」


 「そして、己が勝てば、我は、滅びてここは、只の98階までのダンジョンとなる」


 「さぁ~」


 「若いと言うか、赤ん坊のお前に、俺が倒せるか!」


 そんな会話をしつつ真実へと話が進む中姉様は……



 亡霊達と戦っている。


 一対ずつに、『樹縛結界香煙華』を唱えて――


 姉様の言霊が聞こえる。




 私は、心を無にする。



 そして呟く――


 「我ここにあだ名す物を滅ぼす者なり――」


 「血の盟約により我に力を貸したし――」


 「我に眠る太古の血を引き出し湧き与えし者共よ――」


 「我の心に微睡許すし理を極めし者なりて――」


 「覇王の勝利を砕く捌きなり――」


 「天上転化にいたる物をこの転輪にもとずく双剣に、宿剣の心理――」


 「栄轉の理を借り力を示せ――」


 「演武――」


 「一刀――」


 「『朧月天龍勾玉覇魔の舞櫻』」 


 月に龍が重なりそれを照らした場所から黄金の龍の双剣が次々突き刺さる……


 何万・何億・何兆と黄金に光る双剣が増える――


 月の円内に、勾玉がうっすらと描くかのように、舞うそして――


 『彷徨う亡霊達』に突き刺さり散る。


 散ると水晶が砕けて、粉の様に輝き大地に広がる……


 結構下に居たのは、倒したんだけどねと念話が飛んでくる。



 僕も負けてられないと思いながら戦いに専念する。


 『終焉』を唱えたら終わるかなと内心思うが、違ったら怖いので、保留にして、神聖魔法で近いくらいの威力がある魔法を開発に取り掛かる。


 基本最初に作る魔法は、破棄が出来ない代物が多いい……


 戦いながら考える……


 そこへこんな言葉が――


 「我を倒しても、召喚された彷徨う亡霊は、消えぬから覚えとくがいい――」


 それって召喚された者達だけって事だよね……


 「あり得ない事だと思いますが、彷徨う亡霊ドッペルゲンガーとか居ませんよね?」


 「我は、一人だ、そのようなまがい者は、いるはずがない――」


 「よし出来た!」


 「何が、出来たか知らないが、このまま力で押し切るぞ!」


 僕は、神聖魔法で今作った大型魔法を組み編み呟く――



 「大地は、我にあり――」


 「先の戦いに、滅ぼされし者を貫く雷撃――」


 「耐魔の時雨に、眠りし孤独な闇を繋ぐ鎖――」


 「生命の鼓動が全て諭す場所へ汝を導く者なりて――」


 「捧げる魂を傷痕に残し去る者を求めし心の器は、真の『赤』」


 「言霊の映りし水面の朧が見えし揺れる波その波は、刃の模様に近い物として――」


 「月下の素に、響く偽りの仮面を砕きし者なりて、真の神々が伝えた言葉の言霊を――」



 「きさまぁぁぁぁ!」


 「さっきから何を呟いている!」


 「我を見て攻撃をしてこないのか!」


 「この愚か者めがぁぁぁぁぁぁ!」



 そんな声が辺りに響きわたるが僕は、魔法を完成させていく――



 「草薙の黄金に光りし刃、己の落ち度が、重体に気づきもせずに――」


 「ひたすら闇へと落ちていく者なりて、理より力を貰いし癒しめの心――」


 「乱戦に乱れし者達を忠栄家臣を集いし者達と共に歩みし人生を心噤むのは、聖なり光を当てるのみ――」



 その時念話が聞こえてくる。


 あと残り数体になってきたから狩り終ったら休んでるね


 そっちに、行っても足手まといになるだけだろうし――


 姉様の念話通信が脳に聞こえる。


 言葉を返したいのだが、演唱中なので、会話は出来ない。


 返事がないて事は。演唱中て事で聞こえてるて事だね


 なら問題ないやと声が途切れる。




 「無くした現実を壊す光を全て、太陽の光によって宿り心を映す、闇も光も照らすのは、その者の心なり――」


 「神聖な者なりて、理と福を信じる言葉遊びを降臨された道を旅の道化へと繋留める慢心な真髄を『詞』へと――」


 「汝の心に宿りし心の刃を千本繰り出す力は己の魂を活気たてる者なりて、水鏡の逸話を真意するかの者達を導く者達を差し置いて――」


 「汝に、問う――」


 「汝に、心理――」


 「汝に、祝杯を――」


 「水鏡のあるがままに――」


 「我ここに、真意を示す言葉なりて――」




 「『轉蘭気功叉乱舞聖歌』」


 まず空気が真空に覆われる。


 ドッペルゲンガーの体の部品に、黒いブラックホールが生まれる。


 吸収したかと思えば、火の形をした人から氷の人に変わり土の人形に変わり砕ける。


 砕けた所に、風の台風が吹きあられ、粒子ような濃縮された雷が集まる。


 そして――


 はじけて消える――


 床の石版に、屈辱だ!


 まさかそのような魔法が存在する時代とは――


 汝真の戦士なり……



 ドッペルゲンガーが最後に書き残した言葉だろう……


 そこには、二個のリングが置かれている。


 姉様も倒すちょっと前くらいに、全部倒したよと念話が飛んできた事だし


 僕もこっが片付いた事を伝える。


 このリングこそ攻略者の勝利者に与えられる物らしい……


 リングを鑑定スキルで見てみる。



 装飾:聖戦士の指輪:ドッペルゲンガーの様に、他者と同じ者に変身出来る。


 「姉様この指は、凄い効果がついてます」


 「情報こんなかんじです」


 「レアね確かに、それにこのリングたぶんだけどこの世界に、二個しか無い物よ?」


 「もう、ドッペルゲンガーは、存在しないわけだから――」


 こうして、100階までのダンジョン攻略に成功する。


 リング以外にも、宝箱とかありアイテムが手に入る。


 そして、この場所は、崩壊していく――


 僕と姉様は、崩壊前に、外に瞬間移動される。


 日にちをみると?


 5日が過ぎている。


 やはり時間の感覚がダンジョン内で狂ったのだろう……


 ま、元々予定していた日にちを考えればちょうどいい日数なのかもしれない。


 姉様から攻略も終わったし、私の昔の冒険者に会いにいくわよと言われる。


 僕は、姉様に抱きかかえてもらい姉様のリングで、待ち合わせの街までと唱える。


 この後なにが、起きるかなんて思いもしないし、姉様の楽しい一面も見れるとも知らずに瞬間移動するのだった。

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