第264話 二人の出会い【クエスト【火山艇空編③】】

 お店に入ると中は、ちょうどよくランチの時間がずれており、大量の人の数が丁度減った所なんですよと店員に言われる。そんな会話をしているとダイト様が、ならそこのテーブルを二個繋げて三個のテーブルにしてよいかと尋ねていると、貴方達がこの時間の最後の客だから好きにして良いと言われる。ただしそのテーブルは、かなりの重さだから移動できるのかいと店の人が言う瞬間事態が起きる。何も無かったかのように、テーブルは、軽々とダイト様と穂樺によって移動するのが見えたが、最近のテーブルは、質が良くて軽くなったの~と言う声が聞こえた。本当に、面白い程この二人は、私からも見ても笑ってしまうくらいだった。


 テーブルに座ると取りあえず飲み物と言って、二人は、樽麦ホップと言う麦から作られるお酒を頼んでいる。店員さんが、二樽飲めるのですかと冗談良く聞いてくるから二人して、「楽勝」じゃ、ですと言葉が重なる。


 私は、珍しく紅茶と呼べる物があったので、端から全部と飲み終わったの確認出来たら持ってきてくださいと店員に伝えると? 面白い人達ですねと笑いながらその場を移動して厨房へと消えていく――


 こちらジョッキは、このサイズが当店で、最高のサイズですけど? お二人は、問題ないですね、むしろここまで運んで頂き有難う御座いました。


 こちらは、胃が軽い順番に、紅茶を入れさせて頂いてます。ごゆるりとメニューを決め手下さいと話す店員が言うと、ダイト様から今日のお勧めを五人前で、纏めて皿にのせてくれと、ここの書いてある料理を端から産品ずつ出してほしいと話す。その際は、テーブルの料理の量を見ながら増やして言ってくれと話すが、店員さんが困るかと思いきや、家の旦那がその話が聞こえたらしく、嬉しいぜと隠しメニューの冒険シリーズの料理も勧めてとそれは、四人前で頼むと言った後に、この材料も渡すから揚げ物として作ってくれると嬉しいと伝える。味見は、自由にして良いから上手いと思ったられシミを後々教えると伝えると、感謝すると言うやり取りがあったりするのだった。


 先に消化の用意と言われて、野菜の山盛り冒険と言う野菜を頼んでいる。五人前くらいある盛り合わせのはずなのだが、来た瞬間私のお皿に、一瞬乗せられたのは、見えたのだがその残りは、二人の手の動きがかなりのスピードで、たいあげられていくのが見られる。


 「やはりここのサラダは、新鮮でいつきても良いですね」と穂樺が言っている。


 「そりゃ~ 前に居た爺さんに、料理の心へを覚えさせて、儂の楽しみとして、作った趣味のある店の一つじゃしな?」


 「あ、それって、親父と一緒に色々巡って、味めぐりしていた時の話か?」


 「そうじゃ、そうじゃ」


 「あの時は、親父が帰ってくる度に、美味しい物が食べられて幸せだったよ?」


 「あの頃は、食べ盛りだったし、ダイト様のお土産も素晴らしい物ばかりだったから!」


 そうして、ゆっくりと料理に入る音が聞こえてくるのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る