第197話 絆と約束【アトラクション1】
乗り物は、トロッコに乗って移動するらしく丁度広さ的に六人乗れる仕組みになっている。
この大きさが一番ちいさ物らしく丁度いよサイズだった。
敵を倒す際にトロッコが停まりダンジョン入口があるそこをタイム内によって高得点を出す事にダンジョンの種類が決まって行くという仕組みらしくそこが楽しみらしい。
トロッコは、自動でダンジョンをクリアするとクリアした先に停止して待っていると言う仕組みと聞く。
それでは、始めと言わんばかりにトロッコが動き出す。かなりのスピードが出てるとお姉様が言っているが実際速度で五十キロくらいの速さだろうと何となく実感している。
するとトロッコが急にゆっくりとブレーキをかけて停まる。
右の扉が開き出ろと言う感じが出ている。皆が下りると共に勝手に動き出し消えて行く。
どうやらここが一個目のアトラクションらしく地下の階段がある。ここを降りればダンジョンに繋がっているのだろうとゆっくりと降りる。降りた途端うめき声が聞こえる。
リーヴスラシル君がこの声は、魔物のゴブリン王とコボルト王の眷属を呼び出す声と教えてくれる。
カゼフお兄様がそれはやばくないかと言って来る。
リーヴスラシル君的に結構沸くのかを聞くと規模が大きかった。
大体数として王一人に対して千の数がいると答えると?
「合計二千だよね?」と僕が答える。
「姫様何か案があるのですか?」
「試したい魔法があるからそれ僕が倒していいかなお母様?」
「マリアいいけどどうするの?」
「見ていてください」と近づいて来る魔物を一匹ずつ結界魔法で封じていきながらその結界を更に強化して集めていく――
全部の魔物を取り囲み終わると、凄い光景が見れる封じられたクリスタルの大量発生にも見える。
普通の冒険者だったらこれを倒すのにかなりの時間を使うと聞いていたが結界をはって動きをとめてからの攻撃を始める。
「ここに、黒龍魔法と圧縮されたファイアーボールを同時に発動して更に風魔法でコーティングします」
「これを範囲魔法に切り替えて、錬金変換で三魔法を合成させると?」
やたら不気味で怖い魔法が完成されている。
これを転移で、結界内にいれた途端不思議な光景がうまれる。
結果内の魔物達が黒い炎内に吸引するほどの風が渦巻いている……
僕の指の合図と共に、結界内にいるはずのモンスターが一瞬にして吸収されていく――
見ている者は、びっくりしている。
「マリアあの魔法て何なの?」
「三魔法を錬金変換させる事で新しい魔法が出来ます」
そんな会話をしているといきなりメロディーが流れてくる。
おめでとうございます。
クラス難易度SS タイムSS 実績SS 総合得点SSS 最高新記録を達成されました。おめでとう御座います。これにより簡単なモードが最強に難しいダンジョン二階へとご案内いたします。
ゴブリン王とコボルト王とその眷属たちが落としたアイテムを回収してトロッコのある場所まであるく……
扉が開いたトロッコが僕達を見透かすように、次のステージへと走り出すのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます