　魔界にて……

　「はぁ～」

　「あれから何故か、スノーラビット様の娘さん元気かななんて、思ってしまうこの頃……」

　「本気で俺どうしちゃんだろう」

　ノックの音が聞こえる。

　「ハクここにいたか？」

　「カゼフ様どうされました？」

　「近いうちに、スノーちゃんが家にお泊りに来るて念話がさっき届いた！」

　「いや真面目に仕事を片付けるくらいの集中力が出るくらいテンションが高い！」

　「そんな訳で、あそこの部屋に大型ベット一個とあそこの部屋にこのデザインのを追加して内装こんな感じで進めてくれるか？」

　「カゼフ様てたまに思うのですが、不思議と絵が上手いですよね」

　「何でこっちに行かなかったのですか？」

　「建設系の図形の事か？」

　「内装とかも趣味の範囲だからあまり気にした事ないぞ？」

　「それより何で二つの部屋を用意するのですか？」

　「確かデートもどきは、二人で行くのでわ？」

　「いやそれが、娘さん達も一緒に来る事と結構長く泊まるらしいとしか聞いてないだよ」

　「予定は、こっちで組むて言ってあるから決まり次第念話で飛ばす予定だけど？」

　「おいハク聞いてるのか？」

　「お前さっきからぼーとしてるぞ？」

　「聞いてましたよ、娘さんのウィンちゃんとマリアちゃんが来るて話ですよね？」

　「おうあってるけど、なんで名前サクサクいえるだよ？」

　「そう言う役職についているからたぶんなれかと」

　「そうか、てっきりマリアちゃんに会えるからあまりの楽しみに我を忘れたのかと思ったぞ」

　「そんな事ないですよ、それなら図書カードの手配一枚しとかないと駄目ですね」

　「じゃ～ハク悪いけど仕事頑張ってくるから後の事は宜しく」

　「カゼフ様の背中は嬉しそうに廊下を歩いて行く」

　「マリアちゃんのイメージからいくとウィンちゃんは、おしとやかな子何だろうな……」

　「まさか、最近の夢が現実になると思わなかった」

　「日頃の行いだな」と本人は呟いていたが、これから起きる事が予想も出来ない事のように時間は進んで行くのだった」

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