第140話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【残り一泊二日】
これで、手掛かりが解った。
そして、本当に家族を救って下さって有難う御座います。
お父様のお父さんが、お母様にお礼を言う――
そんなに、頭下げないで下さい、それに、私にとってもお母様なのでこれで解決出来てお逢い出来れば、皆で集まってまたこんな感じで、楽しい時間が出来ればそれだけで――
今回の五泊六日のお爺ちゃんのお泊りで、色々あり過ぎた……
残り僅かな時間お爺ちゃん達に、甘えよう――
お母様とお父様が帰った後、お姉様と二人っきりになり、長いようで短い時間だったけど、楽しかったねと二人で微笑み合うのだった。
お爺ちゃん達とお婆ちゃん達は、行方不明だと解った家族を今後どうケアしていくかについて話し合いが始まる。
リーヴスラシルは、姫様また今度と山に戻っていく――
大抵のスキルは、渡したしいざ手時は、呼び出しすれば召喚で、これる訳だから問題ないなと思いつつお姉様が僕を撫でてくれる。
明後日には、家に戻って、その後展開があれば動くのと久々に、精霊様にお逢いするだな~ としみじみ思いながら僕は、眠りについた。
そして、朝を迎えると?
お姉様は、僕を抱き枕の様にして眠っている――
僕は、耳元を甘噛みしながらお姉様朝ですよと優しく声をかける。
「マリア~ おはよう~」
お姉様は、起きたと同時に、僕の唇を奪う――
「今日一日なにしようか?」
「まずは、遊ぶなら服を着替えて、稽古つけてもらうなら戦闘服に着替えないと駄目だね?」
とりあえず食卓に向かい、ご飯を考えてからどうするかお爺ちゃんとお婆ちゃんに、聞いてみようと言う事になる。
そして―― 僕とお姉様は…… ゆっくりと食卓に足を運ぶのだった。
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