第115話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント④:休憩と計画4】

 お母様が少し過去を語ってくれる――お母様の年齢は、実は誰も知らないと言う言葉が出る……


 『『え、本気で!』』言った事ないわよ?


 お母様の発言がかなりやばい、歳を娘達に言う事は、可能ですか?


 「言ってもいいけど、他の人には、内緒ねと凄い殺気が姉妹にあたる――」


 「私の歳は、実はダイトカイトお爺ちゃんより上なのよ本当は、何て言うか生まれ変わりで、生まれ変わって、これで、五十回くらい転生しているかな?」


 『『!』』


 「だから、それを知ってる家族は、私を手放さないように、仲間達に依頼とかしたみたいだけど?」


 「私達の仲間は、一つの『絆』で結ばれているから、依頼も上手くやってお金はしっかり貰って、けっきょく私が、大型召喚獣に食い殺されたて事にして、更にレベルとかスキルとか経験とかを九割封印しているかな?」


 「お母様その――今の状態で一割しか力が出ないて事ですよね?」


 「そうね」


 「それなのに、そんなに凄い殺気や覇気が纏えるですか?」


 「ア――!」


 「そっか、マリアは、まだ生まれて間もないの忘れてたは、いつも最近そのバージンで居る事に慣れちゃってたからそうよね、解らないのも解るわ」


 「さっきも言ったけど、私が結婚して子供を産んだのは、初めてで、二人の可愛い姉妹……」


 「そう――可愛すぎて、私が守ると思っちゃうくらいだからね?」


 「あ、話が飛んじゃったわね」


 「転生と言うスキルを使い、新たな自分が生まれてくると前の記憶とスキルと技術がある状態で、始まるかな?」


 「簡単に言うと、五十回も転生しているて事は、一回でかなりの台賢者とかになって死んで、転生して、次には――最強の双剣使いとかになって、また転生してを繰り返してたらどう思う?」


 「かなりやばい子供が大きく育ちますね?」


 「そして、この狐族として、転生してからと『ユウトウカシュ・フォルト』に出会った事で、可愛い娘達が生まれたこの世界だからこそ、寿命が尽きるまで、楽しく過ごすわね私は!」


 お母様は、輝いて見える――不思議と年齢よりも心から無邪気に可愛いお姉さん的な物を持っている事が今の話を聞いて解る。


 「そう言えば、マリア?」


 「なんでしょか、お母様?」


 「マリアのステータス見てないわね?」


 「お母様も戦いに参加されるのですから、このパーティーに、入って下さい」


 僕は、お爺ちゃん達が作ったパーティーに、お母様を入れる。


 お母様から了解とメッセージコマンドが表示される。


 「そしたら僕のスキルを見て下さい」


 「色々とあるのですが、全部は、さすがに表示できないものとかあるみたいなので、それは諦めて下さい」


 「なるほどね――表示が無いのは、黒く塗りつぶしているのね」


 「マリアこれ凄いわね!」


 お母様が騒ぎ出すのだった。

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