第26話 親族団らんまったりと…②
食卓から出ていくウィンとマリアの背中を見送る。
お爺さん達とユウトもご飯たべちゃいなさい。
そこで、マリアの話と、ウィンの話がでる。
マリアちゃんが、お姉ちゃんの為に、作った弓と、服一式は、アーティファクトですね。
それも、あの弓は、普通の弓ですが、私が、見れば技物と解りますよ?
「材料何で作ったか解ります?」
「弓の方は、ここにあるこれで作ってましたね」
「服は、たぶんウィンを心配してマリアがお姉様の為、みたいな気持ちで作った物なので材料は不明ですね」
「ちなみに、あの服と弓て凄いですか?」
「そうですね……、やばいくらいに、凄い代物です」
「それに、あの弓と服をセットで装備するとセット効果が発動しますね」
「どういう効果は、不明ですが……」
「鑑定スキル起動したのですけど、アイテム内容が少し読める程度で全然解析されないですよ?」
「何かロックがかかっているみたいで……」
たぶん本人無自覚でかけているか?
それか、ウィンの知合いに鑑定持ちがいるらしいので、その子に見られないようにしているかだと思います。
「弓の名前は、確か聞いた覚えが……」
「あっ、思い出しました」
「『舞華の弓』て言ってましたね」
「娘が言うには、そんな名前だったはず」
「マジですか?」
そんな物を作れるとしだなんて、凄すぎる。
「それ有名な種族の神器ですよ?」
「それもこの素材だけで作ったなんて考えられない……」
「そんなに凄い弓なんですか?」
「そうですね」
「昔の狐族が神様から貰った神器がたしか、舞華の弓だと思います」
「戦争があって、奪い合いがあり、そして神器は壊れたと言われるくらいの代物ですね」
「すると娘のアーティファクトてレベル高いて事ですか?」
「レベルとかの問題ではなく、技術と知能が凄いてことになりますね」
「たったこれだけの素材で、作ったとなると知識も必要ですし、技術とかも必要になります」
「僕とフォ―スペルさんとで同じの作るとしたら?」
「これだけの種類で、成功率が7割いくかいかないかですね」
「来たかいがありました」
「僕たちの技術とかも教えて、成長してほしいものです」
「儂は、近いうちに少し旅にでるから、マリアちゃんに武器を頼もうと思っとる」
「初代様どこかいかれるのですか?」
「ちと奥さんの用事でないかないといけない所があって武器が必要なんだ」
「材料と費用は、持ってきてる」
「あ、大丈夫です」
「マリア基本的に、家族と親族系にしか、武器を創らないようにと言ってるので、無償でつくりますよ?」
「そもそもお爺ちゃんの頼みなら笑って作りますよ?」
「ダイトカイト様は、どこに狩りにいかれるのですか?」
そんな話をリュウテイさんが聞くと、ちょいとある山で龍が暴れてるらしくて、冒険ギルドに要請が来たらしいのだが……。
珍しくて、今いるここの冒険者でも歯が立たず……。
奥さんのメンツの騎士団で、足止めしてると昨日連絡うけてな?
それなら作って貰おうと思って材料は用意してきた。
「家の娘のマリアならたぶんその材料じゃないその辺にある物できっと作っちゃうと思いますね……」
「ありえそうね、ユウトが言うくらいだしね」
「ま、女の子同士のお風呂は、長いて言うからその間ご飯食べながらアーティファクトについて色々教えて下さい」と、にこやかに、スノーラビットさんが料理を振る舞いながら話される。
アーティファクトの説明をする前に、スノーラビットさんにも聞いてみる。
「ここにある料理で使う物例えばこの包丁とかもマリアちゃん作ですよね?」
「そうね」
「この焼くフライパンとか言うのもマリア作ですね」
「おかげで、料理の種類が増えて嬉しいかぎりです」
「ちなみに、ここにある金属類は、変な話になりますが……」
「冒険者が装備して、モンスターに殴りかかるとします」
すると狩りが成立してしまう代物ばかりです。
「アーティファクトて、おくが深い物なのね」とスノーラビットさんが言う。
僕も技術を教えて、僕が、出来なかったある武器のヒントを、教えて貰えたら嬉しいなと思いながら出て行った扉を見る
そして、話が変わり、ご飯を食べながら、一族についてや、嫁さんが、騎士団にいる話をスノーラビットさんにお話しするのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます