第12話 寝ながら睡眠学習【闇編初級2】
そして、いつもの夢にでてくるこの光景は、月の明かりがある場所にいる。
「お待ちしてましたよ」と、笑顔で見てくる闇精霊様。
僕が始めに、疑問になっていた魔法の事について聞いた。
「魔法使ってないのに、発動しちゃうです」
唱えなくても自然に出ましたかと知っていたかの返事だった。
「そう、出てしまうのね」
教えて貰っていた。『魅力』、『誘惑』、『エナジードレイン』、どれも暴走……。
自然に出た魔法だったわけだが、訳があるという顔をされる。
元々あなたにあった素質があってそれを暴走しないようにコントロールして、上手く使いきれるように指導したいかなと話す。
この魔法を覚える事で、初級魔法を覚えながら、コントロールして将来自分の目的で、上手く使えるようにする為のもの。
その為に、学びそしてゆくゆくは、貴方の将来に、関わる事だからと闇様が話す。
「マリア、あなたには、人を魅了する力があって」
「自然についている事がわかるように、思いあたるふしがあるでしょ」
「それが何かなのかを推測したんだけど違いますか?」
「たとえば、何かのきっかけで、あなたが、怒る事があったとしたら?」
「あるかもしれません」
そんな時に、まわりを落ち着かせる為に、被害がでずにあなたの魅力だけで解決できる。
「そんな能力があったら素晴らしい事だと思うでしょ」
「確かに」
「戦いも回避する事がと出来るから、闇魔法の高位魔術になるといま以上に、冒険ないで魔物と遭遇したさいに、使えるいくつかの魔法と、ダンジョンないでの罠解除スキルについて学ぶことが出来るのよね」
「なるほど」
不思議に思った事は、なぜ罠解除スキルなのか聞いてみると?
趣味で覚えて、それも、遙か昔に、ダンジョンに籠ったときに、覚えたものらしく、あの頃はと話し出す。
その内容は、凄く苦労したと言う話だった。
普通の精霊様達は、ダンジョンにいかないのだが、闇精霊様だけ変わり者だった為か、性格的に冒険行くぞと決めたら行くのが、趣味に近かったらしく、ノリで行く事もあり、今考えると黒歴史になると本人が、苦笑いしている。
こんな魔法のやりとりとお話をしている間もコントロールは、続くそれも『魅力』、『誘惑』に、負荷をかけて、十倍くらいにしてもっている。
そう言えば闇精霊様は、大丈夫なのか聞いてみると?
貴方に、魔法を教えるまでは、かなり違う魅力を感じていたが、魔法を教えながら見方と思い込みが、違った事で、違う受け入れが、生まれれた事で、魅力も薄れて今に至ると話す。
最初に、覚えて欲しいと言った理由もここに当てはまると苦笑いしながらしみじみ語る。
闇精霊様が、すごくかしこまってくる原因が、このながれだったのだろうなと思った。
マリアに、頼みたいことがあるのと話される。
「私に、出来る事があるならなんでも、構いませんよ闇精霊様の話ですし、どうしましたか?」
闇精霊様は、どこからか出した二本に折れた杖を見せてくれた。
「これをどうにかな直すか、それ以上に、出来るのでしたらお願いしたいです」
凄く申し訳ないと言う感じで、闇精霊様から話される。
確認をする為に、鑑定スキルを目の前に、持ってきてもらい見てみる事にする。
心霊祭の杖:魔法完全『演唱破棄』/魔法結界十まで自動発動/闇属性系の魔法200%破壊力UP
:闇属性専用の武器神にお認めになった際にうけたまりし神器(壊れ中)
そんな表示が出きて、ないように、びっくりする。
さて、これをなおすのも、これを進化させる事も、どっちでもできるけど聞いてみるか……。
「闇精霊様、進化させる事と、くつけるだけもできますが、どうしますか?」
「悪いのですが、進化さえてもらってもいいですか、材料は、もちろんこちらで、準備いたしますので……」
闇精霊様は、進化に、必要な材料として、宝石類何個、魔石何個かを渡してくださるり、さらに代わりの杖のざいりょうとして、
それで、僕が作る杖のイメージが湧きの舞姫杖を作るぞと決めた。
神秘的な、アーティファクトをまじかで、みれるとは、感動ですね、と闇精霊様が呟いている。
僕は問う……、記憶から読み解け――、
作成杖式術式向上
一式降臨さいてあるがまつる。
呟くと闇精霊様のてのひらに、うまくのり、手渡しができる。
ステータスを確認する為に、鑑定スキルを使用。
蜃気楼の舞姫杖:演唱類全て破棄/蜃気楼にて、本人に認められない者と物しか認知されない/全属性に対応100%魔法・攻撃系に追加ダメージただし、自分の属性に対しては、防御無視が自動で付与される。
:闇属性専用の武器神にお認めになった際にうけたまりし神器に、神々もお認めになった精霊固有魔法を維持出来る効果あり
杖からは、信じられないほどの粒子の光が見えて、凄く輝いていて、本人さえも手に持って、凄く馴染んでいると言っている。
そんな武器に、闇精霊様が、じっとみつめながら感動されている。
折れてしまっていたのをこんなにも、りっぱな物に、作り直してもらえて、嬉しいわと満面な笑顔がみられる。
どうやら精霊様達が所持している武器は、聞けば初代の狐族長が作って贈ったものらしい。
そんな話をしていると、そろそろ時間ですねと、闇精霊様からお話がくる。
この杖の事を他の精霊様達にも伝えたい時は、またの授業で続きをお話しますね。
そのうちに眠りがきて僕は、深い夢の中におちていった。
眠っている中で、僕は、神秘的な体験をしたなと心から思うのであった。
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