手順5:資料・史料を最終確認。

◯物理的に正しいか、歴史的に間違っていないか。

※小説は「作り話」だけど、中心に「事実」が入ることによって、

 ただの「嘘話」ではないものになる。


※現代モノを書く場合は、社会の制度や常識などをよく確認すること。

 特殊な職業の場合には業務内容、特別な資格が必要でないか、

 業界内の慣習、符丁ほか。

※病気などの治療方法は適当にしない。

(実際にその立場にある人に不快感を与えてしまったりしないように)

※物理法則注意。

→SFやファンタジー物で現実世界と違う「物の動き」を表現するとしても、

  なぜそれが「現実と違う動きになるのか」を考えておく必要が有る。

 ⇒なお、考えた「理由付」を作品内で発表する必要は、必ずしも無い。

例:某ロボットアニメでは、宇宙空間での戦闘シーンでも「爆発音」などが

  聞こえる。

  これは、劇中世界において、

  「無音状態だとパイロットが不安になるから」

  「中継で見ている市民にわかり易くするために」

  などとして、軍部やTV局が効果音をつけているから、という設定がある。


※SFと歴史物は特に「間違い」が突っ込まれやすいので要注意。

(たまにツッコミのほうが間違ってることがあ……げふんげふん)

※突っ込まれた場合に「まあ、フィクションですから」と言い張れる程度の

「創作」をすることが重要。

 史実や現実に「沿うだけ」だと「小説オハナシ」じゃなくて

「読み柔らか目の教科書」になってしまう。

(だいたい「史実」だって新史料とかが出てきて変わっちゃうこともあるし)

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