第10話 ペットボトル・ロケット

 ラムジェット宇宙船の大きな傘には色々なデブリが引っかかる。

 今日はペットボトル・ロケットだ。

 見覚えがある。無くしたと思っていた僕のだ! 宇宙まで飛んでいた?

「あんたの部屋片づけて、ガラクタも処分したよ」

 母親からのメール。

 そういえば、ここは宇宙ゴミ捨て場の近くだった。


(了)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る