「季和」舞台設定

桜花皇領国

読み:おうかこうりょうこく

代表:桜花皇

首都:桜都おうとさい

解説:

 別名、春の国とも言われる平穏な土地で、古くは大陸を統一していた季和ときわの盟主国である。


 五行の精霊を司り、大陸の安寧を祈る舞を奉納する役目がある。その舞は邪気を祓い、大陸全土に豊穣を齎すとされる。それを持って盟主となっているのだが、先の皇の崩御から謀反騒ぎにより、その役目を数年怠っている。


 文化的な事柄に力を入れる国であり、文武芸鼎道を掲げている。庶民の間でも文化・芸術が愛されている。

 産業は美しい織物や芸術……昨今は花火が大いに人の心を掴んでいる。


●国の主要施設など

五星天文所いつぼしてんもんじょ

 星読みが吉凶を占うための場。桜花の呪術者、陰陽師たちが集う。

 代表は “星読みの” すい


桜花神社

 季和三大神社のひとつ。桜花の信仰の拠点。水の流れの神を奉る。

 代表は 姫巫女 カヤツ姫。


桜花商工会

 桜花の名だたる商人や職人からなる互助組織。


●桐の国

桐生きりゅう一族

 騎乗竜を育て、それを駆る武芸者一族。桜花に古くから従う。


●NPC

咲耶 さくや

 性別:女 年齢:14

 地位:桜花皇 第一皇女

 桜花皇領国の皇。光の精霊を司る御子であり、国の安寧を祈る役目を持つ。

 

“星読みの” すい

 性別:女 年齢:589

 地位:陰陽頭 天文所所長

 桜花の全ての術者を束ねる。幼い少女の外見をしているが、永く桜花の国を見守り続けている。

 師匠という名目で異国の術者である夜暁を保護している。


一条いちじょう雷光らいこう綱吉つなよし

 性別:男 年齢:72

 地位:浪人、剣聖

 守護役を歴任する一条家のご隠居。既に家督は子に譲り、きままな一人旅をしている。現役を退いたとは言え、その剣技は剣聖と呼ばれた頃とも遜色ない。

 花火と酒が好きなことから源八と知り合っており、仲も良いようだ。


織機屋おりはたや絹衛門きぬえもん

 性別:男 年齢:19

 地位:商人 呉服屋

 呉服屋の若旦那。街で自分の気に入った女性に着物を贈るなど遊び歩いている。しかし、その商才は計り知れず、国外との貿易話をまとめたという噂もある。


妖怪絵師・沙羅双樹さらそうじゅ

 性別:? 年齢:?

 地位:絵師

 表に姿を現さない稀代の浮世絵師。趣味で妖怪絵巻などもつくっている。そのため、魑魅魍魎の類の知識を多く持つ。

 その正体は16の少女。異国人とのハーフで青い目を気にしており、前髪を伸ばして隠している。人前に姿を出さないのはそのためである。

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