エンディングフェイズ
終章 かくて舞台の幕は――
咲耶 桜花皇に即位。
その日、桜都の空は青く澄み渡っていた。
GM:さて、エンディングは咲耶が王位についたよーってな感じにして閉めたいと思いますが、何かやっておく?
カヤツ:そいや、ソフィアは帰れないんだよね?
ソフィア:ん、あぁそうだな。それにまだ契約も完了したとは言いがたいよなぁ。
GM:うん、今の所帰る手段とか全く分からないね。そもそもまだ序章ですし(笑)。
カヤツ:あぁ、それじゃ。「ソフィア殿はこれからどうするのじゃ?」
ソフィア:ん~。全然分かんないんだけど、誰か何とかして*!
GM:あはは、じゃぁ夜暁さん辺りが、なんか引きとめますかね。
ソフィア:じゃぁ、ヤギョーさんがどっかに家とか用意してくれれば、そこに……。
GM:咲耶的には宮中に居てもらっても構わないけど。
凪乃の夜暁:じゃぁ、夜暁さんがソフィアを上手い事、宮中での身分と住居を用意するという事で。
カヤツ:おぉ、それは良いのじゃ!
GM:咲耶も「名案ですわ」と喜ぶね。
ソフィア:んー、まぁ比護するって分けで、あんまり離れてても問題だし、ここはその話にのるかぁ~。
源八:そうだよ。ソフィアと咲耶は一緒にいないとだ。異邦の地の話を聞かせてたもれだよ(笑)。
その後、戴冠式ではカヤツが咲耶の頭に冠を載せ、新たな皇である咲耶へ、凪乃が桐生一族としての忠誠を誓ったり、夜暁さんがなんか胡散臭かったりしつつ。
源八の花火*とか、益荒男の禁忌の力の謎とか、そもそもソフィアが出てきた瓢箪をくれた謎の女とか、そういうのを残したまま序章の幕は下りるのであった。
~*~ ~*~
桜花新皇起つ。
名は咲耶。
齢は十四。
ぬばたまの黒き髪の女王なり。
傍らに立つは女剣士。
剣士、名はソフィア。
金の髪をなびかす異邦の者なり。
偽王・益荒男、悪戯に政を乱す悪王なり。
咲耶、仲間と供にこれを討つ。
臣民、これを良しとす。
同月吉日、咲耶、桜花神社にて冠を頂く。
これをもって、桜花の新皇とす。
~*~ ~*~
第一幕 終幕
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