小生とカクヨム

『レイジングループ』 感想

　以前から気になっていた『ホラーサスペンスノベルＡＤＶ』

　某所で絶賛されたので『これはやるっきゃない』とプレイ。

　いやいや、いやいや。

　久しぶりの『大ヒット』でしたね。

　最近では『この手のゲーム』はすっかり衰退していたので、『低価格ゲーム』とはいえ、これだけの力作が出てくるとは驚きです。まあ、『低価格ゲーム』で発売されたことが衰退している象徴でもありますけど（汗）

　一言でいうなら『上手い作品』です。

　もう一言加えるなら『物語の万華鏡』デス。

　ネタバレしないで書くなら、この辺りが限界かな。

　製作者が『恐怖』というものの『本質』を理解している作品でもあります。

　残念な点はこの作品が『低価格ゲーム』であるということ。そのため、もっと面白くできる作品なのに、過去の名作と比べると一歩劣ってしまいます。

　ただ『シンプル』にしたことにより、『分かり易い作品』となっているので、一長一短ではありますが、『骨の髄まで物語を味わい尽くす』という段階までいかなかったのは残念です。

『完全読本』の方で短編小説が二つあって少しは補完されていますが、これが面白いだけに更に残念だったりします。『赤野 工作』氏が片方の作品を担当していて驚いたのは、ここだけの秘密ですヨ（笑）

　好き嫌いは別として、『物語を作る方』ならば一度プレイした方がいい作品かなーと思います。勉強にもなるんじゃないかと。『ギャルゲーのノリ』みたいなのがある作品なので、その点はご注意を。あと普通にホラーです。

　ネタバレ感想とか考察もできる作品ですが、どうしようかなー。

『２０１５年』の作品だから、ネタバレもそこまで気にしなくてもいいのかなー。

　でも、やるとなるとけっこう大掛かりになりそうなので考えます（汗）

『上手い作品の考察』って基本的にめんどいんですよねー（爆死）

　なんか『ゲーム熱』が再発したのでしばらく更新しないかもしれませんし。

　そろそろ秘蔵品を開封していこうかな。わくてか。

＜ネタバレ禁止令＞