新居昭乃

「今回は馬鹿猫の好きなアーティストの紹介です」


「そう、ご存知新居昭乃さんです」


「アニメソングで有名な方ですね」


「私が知ったのはマクロスプラスでした」


「『VOICES』は名曲ですねぇ」


「そうそう、その曲をCMで聞いたのが最初だったかな?」


「それからずっとファンなんだっけ?」


「せやで」


「どう言うところが好きなん?」


「歌声と歌詞の世界観かな」


「透明な歌声と神秘的な歌詞の世界観って事やね」


「おお、フク、分かってるやん」


「僕も好きだから」


「君とは良い食事が出来そうだよ」


「遠慮しときます」


「え…っ」


「ところで彼女の曲は何が好き?」


「『VOICES』も好きだけど…『覚醒都市』も好きだけど…『エウロパの氷』も好きだけど…一番で言うと…『雨の日には』かな。雨が降ると絶対にこの曲を聴くよ」


「ああ、分かる分かる。あの曲は雨の雰囲気を纏ってるよね」


「そうそう!そうなんだよ!君とは(略)」


「だから遠慮しますってば」


「私の趣味のひとつに詩作があるんだけど大抵好きなアーティストの曲を聞きながら書いているのね。新居さんの曲を聴きながら詩を書く時が一番多いかも知れない」


「詩のイメージ広がりそうな曲が多いもんね」


「イメージが広がると言えば『空の青さ』も素晴らしいね」


「ああ、その曲を聴いていると心が翼を生やして遠い空に飛び去っていくよね」


「うんうん、君とは…」


「お断りします!」


 えー、そんな訳で今日のテーマは新居昭乃さんです。大体の事は会話文に書きましたけど私が一番好きなアーティストです。歌声と歌詞の世界観と曲が大好きです。  元々神秘的な曲が好きなんですよ。彼女の歌手としての活動歴は結構長いのですけど今でも全く時代を感じさせない素晴らしいアーティストですよね。

 あ、でもファーストアルバムだけは時代を感じてしまいます。きっとこの頃はまだ今の路線ではなかったのでしょうね。当時は彼女をアイドルとして売りだそうとしていたのでしょうか?曲の雰囲気がなんだかそんな感じなので。その路線で売れなくて本当に良かったと思います(汗)。

 彼女の歌の歌詞は神秘的なものの中に政治的なものも混じっていて、核実験について書いた歌詞や原発事故について書いた歌詞なんかもあります。こう言うテーマでも彼女らしくアレンジされていて曲の完成度も高いので説教臭くもなくてすっと素直に耳に入って来るんですよ。

 

 アニメソングをよく歌っているのでアニメが好きな人なら彼女の歌を一度は耳にした事があるのではないでしょうか?

 もし聞いた事のない方がいらっしゃったら是非機会を見て聴いてみて欲しいと思います。お気に入りアーティストがひとり増えるかも知れませんよ♪

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