10 希望/再生
希望/再生
死んだ馬の向こう側に死神が立っていたとして
何を畏れることがあるだろう
死神は務めを果たすだけだ
そして馬が良く生きたことをわたしは知っている
数十年前に悲惨な出来事が起こっても
おはよう こんにちは こんばんは が繰り返されて
数十年後にわたしたちの世界が破滅してしまっても
おはよう こんにちは こんばんは は繰り返されるだろう
それがわたしたちであれば この世の種として素直に嬉しいが
それがわたしたちでなくたって ちっとも構やしない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます