二話 本格的に異世界転生するようです
「ごっつチートじゃねぇくぅぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
メアはビックリした顔で
「えっと…大丈夫?」
「あぁもう大丈夫だ」
「えっとね転生だから赤ちゃんから始まるんだけど
種族ってなにがいい?」
「種族?それってエルフとかドワーフとかのあれ?」
まさかなそんな思いで尋ねてみると
「そうだよ〜よくわかったね他にもいろいろ
いるよ?」
メアから聞いた話によると
俺のいったエルフやドワーフの他に
人族
魔族
竜人族
獣人族
狐族
人狼族
巨人族
吸血族
とかふんたらかんたら
後半は聞いていない。
「で?どれにする?」
メアは上目遣いでこちらをみてくる。
「うーん普通に考えれば人族なんだがオススメって
あるか?」
すると頼られて嬉しいのだろうわかりやすいくらい
上機嫌で
「えっとね個人的には竜人族かな?」
「どうして?」
「まぁほかの種族もいいところはあるけど竜人族は
ステータスが最初から高いし死ぬ事はまずないかし
楽しく生きて欲しいからオススメだよ」
よっぽど竜人族になって欲しいのだろう
解説に熱がこもっているのが伝わってくる。
「じゃそれで」
別に嫌がる理由もないしな転生させてもらえるのに
チートまでもらっているんだこれくらいの融通は
あってもいいだろう
「そう?」
メアは機嫌が良さそうだ
なにか理由がありそうだがまぁいいだろう
「じゃあ竜人族としてっとほかになにか要望は
ある?」
「えっと」
急に言われてもっていうか結構オーバーにしてもらってるからな
うーんなにかないかな
「あっ!」
「なになに?」
上機嫌なので頬が緩んでいる
「イ…イケメンにしてください!!」
彼が人生で最も男らしい瞬間だったと言う
⚠️本人 談
「オッケーまっかせといて‼︎」
かわいい抱きつきたくなるような笑顔だ
「他になにかある?」
「いやもう充分だよ」
「じゃあ転生するよ?」
「おう」
するとメアは呪文のようなものを唱えはじめる
「我が神界に舞い降りし魂を持って
汝 西条時 南斗をおくり届けんとする」
すると意識が光?のようなものに吸い込まれていく
ようだった
薄れゆく意識の中で
「あなたはこの世界を変えてくれる信じてるから」
とメアの声が聞こえた気がした
それから意識は完全に光に吸い込まれていった。
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