『プラネテス』はほんとうに半日で観られるのか
このシリーズも13回目ということは、1クールを消化したようなものである。わたしが小学生のころ、1クールのテレビアニメなど考えられなかった。中学生になっても、1クールのアニメは短いという印象だった。
高校三年のときに涼宮ハルヒの憂鬱が流行った。1クールアニメだった。それ以前に1クールアニメが空前の盛り上がりを見せたことはなかった。1クールアニメは小粒なイメージだった。それを涼宮ハルヒの憂鬱が塗り変えた。
さて
体感的に2クールアニメは長い。振り返ってみると、2クールアニメに対しては挫折の連続だった。観通せた2クールアニメをさらすのがこの文章の目的ではない。個人的な意見にすぎないが、2クールという長さは中途半端のように思う。26話構成だとすると全話の長さは10時間を超す。人によっては『○○という名作がたった半日で観られる!!』と騒ぐ。ニコニコの、なんの動画だったか忘れたが、『プラネテスはなんとたった半日で観られる!!』というリード文を読んだことがある。プラネテスはほんとうに半日で観られるのだろうか? わたしはプラネテスをDVDを借りて全話観た。半年近くかかったかもしれない。そしてプラネテスの視聴体験は、残念ながらみのりの少ないものであった。
だとしたら、カウボーイビバップはなんであんなに面白かったのだろうか。
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