『うかつな宇宙旅行者』

我々は人間の支配する惑星へ辿り着いた。

大気中にアルコールが若干含まれているが、特に害は無いと判断した。


この星の住民たちは、みんな陽気で赤い顔をしていたが、

その中の一人が突然、我々を見て叫んだ。

「こいつらシラフだ!シラフがいるぞ!」


そして、我々はシラフ罪で逮捕され、ツマミ刑になった。



十本の足を縛られ、天日で干されながら思った。


「これ絶対言いがかりだよな…」

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