紫:別れ

ただただ願え自分のために

ただただ望め君の結末


いつの日にか涙ふいて

君に会いに行けるかな

あの世界に行く前に

ゆらゆら揺れてるこの世界

ふらふら流され何処へ

くらくらがりの果ての先まで

此岸彼岸にたどり着いたら

此岸に佇む君のもとへ

桃の香りを届けよう


過去の日々の跡を消して

君のことを忘れたい

あの世界に行くために

ひらひら舞い散る花たちと

きらきら輝く星たちが

しらしらんぷりをして通り過ぎてく

此岸彼岸に別れを告げて

彼岸に佇む影は一つ

桃の香りは届かない


さらさら崩れてく幻と

ちらちら消えてく灯火

まだまだ待ってる君の声

熟れない桃の木の下で

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