第百話 虚を吐く
なにもかも真実を示すのは
辛くないかい?
真摯に真実を提示しても
それを虚と取る人が大勢いるんだ
それならば
真実だけでなく虚も吐いてしまえばいい
いいかい?
虚を吐くことは嘘を吐くこととは違うよ
嘘は真実でないこと
虚は真実かどうか分からないもの
そもそも口がないんだから
虚は嘘になんかにならないよ
【 了 】
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます