何かを考える時　答えが分裂そして分解される

悪い思考と良い思考　そんな単純なもんじゃない

どっちも卑怯で卑劣　それでいて　どっちも純粋で脆い

二分する思考は　常に存在する

おかしな奴だと　言われようと

気のせいじゃないかと　言われようと

僕の心は一つしかないのに　二つに分かれて

どう人を攻めようか　どう人を護ろうか

容量が足りない脳の　隙間を縫うように

両極に依存しつつ　ずっと考えている事は

その丁度良い落とし処　どの場所にピンを刺そうかと

僕はおかしいのか？

僕は普通なのか？

僕は？

其処に視点を変えようと

皆が……どうなのか？

そう思う瞬間　思考はそこで止まる

それは僕を二分する　一つの心が

必要ないと判断するからだろう

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