月光

火照る肌から朝日の熱をさらう風

月に染められる影が伸び

すべての時を戻した月光に

このまま夜が明けるのを待とうか

いつかのように問いかけた

冷えた身体を寄り添わせ

何も言わずに空見上げ

あなたは星を数えていた

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