星の唄

ファンタスティックの歓声に

現人神よ永遠に

宇宙を抱いた栄光に

いざ誇れよその胸を

解放の勝鬨に宇宙へ還れよ

星の唄


輝いて放たれた君の名を

僕は知ることはないだろう

君は君とてそこにあれ

以外に変わるものはなく


トラウマの煌めきに似た心根に

抱擁の牢の中

留めておいた星々を

人は進歩と唄う

革命の勝鬨に大地に匿われ

星の唄


輝いて放たれた君の名を

僕は知ることはないだろう

君は君とてそこにあれ

以外に変わるものはなく


科学よ退化を自覚せよ

宇宙を抱いた栄光に回向を

せめて人の子として君を待つ

抱擁のあと 幾星霜のその果てに

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る