CALL

エコーの先に走る韋駄天に見まがう光

海の唄ははるか潮騒に崩れて

夜を越えよと光を掲げて消えた少年隊の名は

黄昏の野原に文明は崩れ落ちて

モノクロに凍える君は雨に濡れ


誰が為に夢を見る

君は君とて今はなく

歌声一つエコーの谷に響くのみ

CALLよ永遠に


滅亡の繁栄に肥満の男の祝杯を

少年こそは健全であれと灯台は

夜を超えよと朝を賭して沸いた保安隊の名は

時雨の湖畔に人はなおも立ち

モノクロに耐え抜く君は愛に濡れ


誰が為に夢を見る

人は人とて明日に生き

歌声一つエコーの谷に響くのみ

CALLよ今ここで

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