礎(いしずえ)


世界はゆっくりとせまくなっていた。

かなりの部分が立ち入れない『向こう』の世界となった。

向こうの世界を見ようとして多くの者が命を落とした。

「僕は行くよ」

「よせよ、危ないぞ」「死んじゃうよ」

止める仲間。

「それでもいくよ。バイバイ」

こうして、彼は最初の両生類になった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る