カクヨム考察
ヨハラ
第1話 面白いを探しにいこう
まず始めに、私はweb上で小説を書くのは初めてです。なのでちょっと言ってることがズレているかもしれませんが、その辺は底辺アホ作家が何か言ってやがるぜ、程度に思ってご容赦ください。
本当に面白い作品が認められるようにとの足掻きみたいなものであり、何が何でも評価を稼ごうという人には特に意味のない雑文かもしれません。
さてカクヨムは2月29日の閏日にオープンしましたが、サイトを利用してみて真っ先に思った事は、このサイトは現時点で供給(作家)過多で、需要(読者)が不足しているという事です。
自分の作品を少しでも多くの人に読んでもらいたいのに、誰も訪れてはくれない。時間だけが過ぎていく……。さてはて、どうしたものか? このような悩みを抱えている人は多いようで、サイト外でもそのような相談というか愚痴のようなものを幾つか聞きました。
曰く、伸びているのは何百何千と手当たり次第にフォローしている作家ばかり。
曰く、凄い良作を見つけたのだが、PVを見ると誰も読んでいない。
曰く、公開連打で目立てば勝利だ(公開→削除→公開で新着に表示され続ける)。
曰く、サイト外宣伝で読者を引っ張れ。
きっとオープンからいきなりコンテストが始まってしまっているので、少しばかり殺伐とした雰囲気になってしまっているのでしょう。
そこで私は考えました。システム面は要望を送って、運営さん側にある程度任せるしかない。よく言われる裏技的な事は出来ればやりたくない。
ならばとりあえず、需要(読者)が不足しているなら自分が需要側になればいいじゃないかと。ここでようやくこの話のタイトルへと繋がる訳です。
作家さん。まずは面白いを探しにいきませんか?
カクヨムサイト内にある大量の文字に溺れていると、色んな作品がただのノイズのように思えてしまいますが、よーく読み進めてみると自分の作品よりも斬新な、或いは良くできた作品がゴロゴロ転がっています。
もし、そんな面白い作品に対して的確なレビューを書く事が出来れば、それはきっと作品を書いた作家さんが喜ぶだけでなく、レビューを書いた作家さんにとっても『ページ外看板』としての役割を果たしてくれる事でしょう。
こんな良くできたレビューを書ける人は、どんな作品を書くのだろうか?
そうして面白い作品から、次の面白い作品へのリンクが生まれるのです。
書いてもらった作家さんも、評価された箇所を参考にして、更に面白いを生み出そうとがんばっていけるでしょう。面白いの連鎖、結構じゃないですか。
実際、私も読んだ作品の感想と誰かのレビューを照らし合わせて、この人のレビューは良く書けているっ、観察眼が鋭いっ、このレビュアーは一体どんな作品を作っているのだろうか? と次の『面白い探し』に活用しています。
という訳で、閉塞状況を打破する為にも、まず善良なる作家は善良なる読者を目指してみてはどうでしょうか? カクヨムは読んで字のごとく、作家と読者によって紡がれていくものだと考えております。
コンテストに受かりたいと思う人も、コンテストを最終的に審議するのはプロの人達なんだからとその審美眼を信じるしかありません。システムの改善や審査内容などに耐え難く不満が残る結果になれば、その程度のコンテストだったと思って新人賞にでも応募しましょう。良作を求めるレーベルは世に溢れています。
甘っちょろいと非難されるかもしれませんが、個人的には裏技的なものはあまり推奨したくありません。本当の面白いが遠ざかってしまうと思うからです。
それでは機会あればまた後日。 ノシ
小説も読んで頂けると幸いです<(_ _)>
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