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目次
無力
始発の窓に広がる
青が真空な感じ
うとうともたれる肩の
薄さに泣けちゃう感じ
言葉未満の大事な
しるしで日々は溢れてる
時間をかけて読み解けば
答えはきっとそこにある
だけど今すぐたった今
ここで言葉にしなければ
今夜崩れて落ちそうな
君の今日には間に合わぬ
だから今すぐたった今
君の今日には遅すぎる
暮らすってことの意味を
どれだけ知ってる？と聞かれ
愛することの意味なら……
それすら口に出せずに
形の前の点描
この胸の中つまってる
始点がどれか見分けたら
全てはすぐにつながって……
ここに形を示せずに
明日（あす）の君へとできるのは
ただピリオドを打つことか
明日の君へとできるのは
ただピリオドを打つだけさ
この恋はじきに終わる
出会うにはまだ早すぎた
せめて一年あと二年
醜い“もし”が頬つたう
始発の窓を横切る
汚点のような鳥影
列車は何も呪わず
祝わずゴトリと揺れた
いつか必ず形にし
影すら宿す光にし
他の光と闇を断ち
思う命を包み込む
いつか証明してみせる
間に合わなかった明日が
未来を作ったことを
↓曲
http://kyoku.meta-scheme.jp/works/Muryoku.mp3
↓動画
https://youtu.be/7qjhghxCsZY
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