あさひはのぼると同じかと思ったのですが、あちらの方が後から書かれているせいか、詳細に書かれていてブラッシュアップされている感じはしますね。ただ、こちらも物語としてコンパクトにまとまっていていいと思います～。

真琴ちゃんも成長したんですねぇ。しみじみ。（ホロリ

こうやって最後まで読むと、これは４人の群像劇であると同時に綾香の成長のお話でもあったんだなぁと思いました。少女から大人へ、そして図らずしもしてしまった両親と同じ不倫という経験を経て両親を理解する。親とのわだかまりを浄化する話でもあるように感じました。
その後の統也の旅が気になるのですが、それは別のお話としてありそうですね。
ただ、第一話の自転車のお兄さんがまさに統也の未来の姿と重なりますので、ループ物ではないですがうまくつながっているお話だなぁと感心しました。

主人公は幸太郎ですが、綾香ちゃんの成長になんだか一抹の寂しさが……。ホロリ
なんだかかみ合わなかった二人ですが、それでも成長に必要な出会いと別れだったのなぁと思いました。
幸太郎も、嫌な奴という感じはしなくて、二人は別れてしまいましたが読後感は良かったです。

真琴ちゃんは、統也と綾香を見ていて片想いを告げることもできずにいたんですね。切ないっ。
統也のように大きな出会いで考えが変わるのではなく、小さな気付きで成長すると言うのは少女らしい繊細なエピソードでいいですね＾＾

Twitterでの紹介で拝読しました＾＾
説明に4人の群像劇とあったので、これから別の登場人物がでてくるのでしょうか？楽しみです。
まだ第一話しか拝読していませんが、あさひはのぼるを既読のためなんとなく重なる感じがします。
淡い初恋がどうなるのか気になりますが、やはり主人公ががむしゃらに自転車を漕ぐ場面が臨場感があってひきつけられました。また、自転車乗りのお兄さんとの交流が印象深いですね。
もう少し見進めたいと思います。