4/1 一呼吸 ひとこと解説だよ



いきなりですが「詩の箱」の解説をしたいと思います。


ひとこと解説。多分もっとかかります。


ネタバレ有りのあとがきみたいなものと思ってくれたら、幸いです。


うーんと。読んでいただいてとても嬉しいんです。ですが、僕は「こういうことも伝えたかったんだ!」とか「実はこういう意味もあります!」とかダブルミーニング的なこともしておりますので。


「これ、伝わってるのかな?」と不安になってしまいました。勝手に。


ということで、

今回の一呼吸では「死の箱」についてです。やや今までよりもコンセプトを強く、意味をたっぷり入れました。


それでは、ここで解説を。


しかし!その前に!!

どうしようもない結論を言ってしまいます!!


「結局、読者のあなたが思った、感じた解釈が正解です」


ズコーーッ!!!!


となることなかれ。


詩とか歌って無限に解釈していいものだと思います。「これはこうだと言われているけど、ボクはこう思った」「実はこんな意味があるんじゃないのか?」なんてことを考える、大歓迎です。作品って「作って半分、届けて半分」とも

言いますし(ちょっと違うか)


もっと気軽にやり取りを交せられたら、あなたの意見を聞きたいです、きっと僕は跳ねて喜びます。そのまま机に膝を打って痛みます。

分かりにくい例えですが、僕は「Base Ball Bear」というバンドが好きで、まさに作詞をしている小出さんと同じスタンス、むしろ、そのスタンスを真似ているので。


このタイトル「詩の箱」も、Base Ball Bearのファーストアルバム「C」へのリスペクトです。若干後付けかもしれませんが(笑)


でも、後付けの意味も大事だと思います。予想してない意図って結構面白くするスパイスだと思ってます。


さて、逸れに逸れて、いざ本題へ


見出しの「死の箱」は「詩の箱」と同じ発音です。しかし意味は違います。この同音異義が出来ることで、詩の意味が広がるなと思います。結構僕は空耳とかも好きですよ。


詩は死んでも残ります。生きている言葉を殺して、箱に詰めるような。


まず、1つ目。

「デート」です。

読めば分かりますが、御墓参りの歌です。

デートの種類はもっといっぱいあっていいと思います。

好きだけど、もう会えない、そんな気持ちはきっと、すごく切ないんだと思います。

分かる人には分かりますが、星野源さんの「ステップ」という曲と同じような見方をしています。もちろん星野源さんの方が素晴らしいと思ってます。僕も頑張ってはいますが。


2つ目。

「死ぬこと」

死ぬことにかこつけて、あの人のことを考える……もう恋ですよね。

僕も自己嫌悪が強い日はいろいろ考えます。「あー死にてぇなー」「でも、死ぬめんどいなぁーー」「可愛い女の子と仲良くなりてぇ…ニャンニャンしてぇ……」みたいな。そんな気持ちを綺麗な言葉で詩にしました。

「死の箱」にあるんですが、恋のうたですよね。これ。


3つ目

「生か死」

実は、これ、結構気に入ってます。

ただ病院で死を待つ患者のように書きましたけど。

実は新しい生の営み「妊娠」の意味も狙ってます。

古い自分から新しい自分に変わるのはきっと死ぬ時だけじゃないんだと思います。


あんまり多用は出来ませんが、生と死が交わる「病院」みたいな場所は少しだけ特別に感じます。


そして、最後、4つ目。

「お別れ」です。

死ぬことはお別れでもあります。

転校する男の子みたいな言葉を綴りました。

でも、本当に死ぬ、お別れの時って、みんなにお別れの言葉って言えませんよね。わざわざ遺書を作るほどだし。


どんなお別れの時に泣けるのでしょうか?


と、解説は以上です。


少しだけ、間を空けて、また次を書きたいと思います。

シンクロックでした。


以上!!

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