第73話 デブがぽっちゃりと使うの禁止にしようよ

私はかなり太っている。だからこそなのだが

デブにぽっちゃりという表現を使うのが不快なのだ。


30過ぎて自分のこと「お姉さん」と子どもに呼ばせる痛い女性と似て

ミトちゃんや磯山さんクラス以上のデブでありながら「ぽっちゃり」という

表現を使うのは痛い。


おばさんが子どもに「お姉さん」と呼ばせるのは

その人が痛いだけで、誰かに迷惑をかけることはないが

おデブさんでありながら「ぽっちゃり」という表現を使う人は、他のおデブさんに迷惑をかけている。


というのも「ぽっちゃり」表現を使いたがるおデブさんが多過ぎるために

その表現が不快だと思っている人たちからの「ぽっちゃり」判断基準がどんどん厳しくなり

昔は、ぽっちゃりクラスでいけた人が「もうあそこまでいくとデブだよ」

と言われてしまうようになる。


そして単純に、「ぽっちゃりじゃなくてデブだろ」というツッコミは飽きたしウザイ。

これを助長しているのは、おデブさんでありながら

いけしゃーしゃーと「ぽっちゃりです」と言ってる人たちなのだ。


それだけではない。


おデブでありながら、それを真正面から受け入れずに

「ぽっちゃり」という表現に逃げることによって


「デブはそうやって自分を甘やかす、だからデブなんだ」


と他の、堂々と自分をデブと表現するデブまで悪く言われてしまうのだ。


自分から「デブ」だって言った方が清々しいよ。

デブがぽっちゃりという表現使うの止めようよ。

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