第5話 心の許容量

人によって【心の許容量】って違うよね。

この場合の心の許容量って器がデカイって言われる時のようなものじゃなくて、人から攻撃されたり辛いことがあった時に、耐えられる限界度っていうのかな、そういう心のゆとりみたいなもの。

10の辛さで耐えられる人と5でダメになっちゃう人。

どういうところが違うんだろう・・・?


最近、ちょっと思ったんだけど、10の攻撃に耐えられる人より、5の攻撃でダメになっちゃう人の方が、攻撃されやすいような気がしてるんだけど、気のせい?


5の攻撃でダメになっちゃう人って、おとなしい人というより人より目立とうとする人が多くてしかも、協調性が弱い。

その協調性の少なさが、周りのカンに触り攻撃を受けると、そういうのをよく見かけるの。


攻撃を受ける回数も多そうだから、慣れてくるのかな?と思いきや逆で、どうして攻撃されたのかっていうのを公平な目で見ることも出来なくなっちゃうみたい。

それが、更に攻撃される原因になっちゃってるように私は見えるんだけど、悪循環なんだよね。


私の友達で、その許容量が5の人がいたらつい、その原因を教えたり「直した方が良いよ」と助言するより、そのままのその人で辛さを私が変わりに引き受けたり、癒したりしてあげたくなっちゃうんだけど……相手の事を思うなら「直した方が良いよ」と言うのも大事なのかな?

難しい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る