語句説明

『始まりの洞窟』

主人公が異世界トリップした場所。主人公以外の人間には見えない。

動物や魔物には見えるが、入るには主人公の許可がいる。


数ヶ月に一度、最奥の水晶(魔鉱石)から卵が生まれ出てくる。

そのまま放置すると何も孵らず、魔石に変わるが暖めると魔物の幼体が孵る。


『魔物の守護者』


始まりの洞窟から産まれる卵が孵化して、自立出来るまで守護する存在。

守護者は始まりの洞窟から、多様な加護を受けることができる。

何時から存在するかは不明。



・始まりの洞窟の魔法アイテム


『始まりの魔法書』

必要な事が浮かび上がる魔法書。

薬草の見分け方から幼体の育て方まで異世界についてのことになら大体載っている。



『始まりの魔法袋』

無制限に物を中にいれることが出来、中に入れたものの時間が経過しない。(痛んだり、腐ったりしない。)

所謂アイテムボックス。


先代の守護者が持って行かなかった、おかしなアイテムも幾つか入っている。


『魔石』


琥珀によく似た、魔力を蓄積する石。

属性によって色が異なる。

魔物の幼体の餌にもなる。


・登場人物


『主人公』


突然異世界トリップした青年。


最初はトリップしたことによる、飛行機でいうところの時差ぼけを起こし死にかけた。


一人称は『私』。

トリップ前の人間関係と自分自身についてを思い出せない。トリップ後の高熱の後遺症ではないかと思われる。

色々忘れてしまったが、動物の知識はかなりはっきり覚えている、重度の動物大好き人間。(実はトリップ前は動物アレルギーだった。)

怒りや憎しみ等の、負の感情を殆ど持続し続けられない。利点でもあり、欠点でもある。


現魔物の守護者。



『ウォン』


主人公がトリップした時から持っていた卵から孵ったウォンバット。

ドジで馬鹿だが元気一杯。

額に青い宝石のようなものが埋め込まれている。


怒ってる時の鳴き声が怖い。

主人公が勝手にウォンバットと呼んでいるが、異世界での正式名称は『ウォナバット』と少し異なる。

水と土の魔法が得意の魔物。


『銀梟』


何かと主人公を助けてくれる銀色の梟。

一人称は『ワシ』

先代の守護者に育てられたらしい。

煽てに弱い。

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