第2話
フェスティバル前日、優音は出発の支度を終え玄関にいた。
「じゃあ、行ってくる」
「あぁ、気を付けって言ってくるんだぞ。あとお土産も忘れづに」
父さんと母さんが見送ってくれた。現在時刻は、午前六時。新千歳空港まで移動する。色々な交通手段を吟味した結果、一番速く着くものにした。まずは、新千歳空港だ。
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