ねじをまく

昨日見た夢を

思い出せないでいる


とても大切なものだった

はずなのに




今目の前にある現実のどこかに

落としてきてしまったのかもしれない


失くしても困らないのなら

必要のないものだったのかもしれない


それでもわたしが

夢を見るのは

それがわたしの原動力だからかもしれない



仮説だらけ

でも

今はそういうことにしておこう



わたしはわたしのねじをまく



また

歩き出すために

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る