買い物カゴにはいずれ捨てるものばかり
半額シールがしあわせも割り引いているなんて冗談じゃない
わたしが買った価値はわたしが決めるのよ
なーんていって
要らないものまで手当たり次第にカゴに詰め込む
どうせ捨ててしまうのに
いつか必要になるものは
そのときちゃんと目の前にあらわれるという
そうはいっても
本当はいらないものまで手が出ちゃう
よくばり
夕暮れ時は魔の時間
胃袋より多めのお惣菜もお持ち帰り
まあいいや
手に入れることが目的なんだから
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