2018年4月
断層
もし君が本当にわからないんだとしたら
もう君は幻想の中に生きていて
戻ってくることは二度とないとおもう
重ねていく
嘘の上に嘘を
いつかそれが山のように厚みができてから
僕はそれを裂こうとおもう
そうやってできた断層は
きみをずっと揺るがし続ける傷になる
それまで僕は
待とうとおもう
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