* 選ぶ

どれにしようかなと

何気なしに選んだそれが

ハズレでもいい

そのすべてに当たりなんてなかったかもしれないから



絶対これしかないんだと

思い込んで選んだそれが

ハズレでも構わない

選ばなかった後悔をするくらいなら



未来のことはよくわからないけれど

なんとなく選んだそれが

ハズレでも仕方ない

明日のことさえわからないのだから


私たちはいつでも選択に迫られている



ファミレスのありきたりなメニューで悩む時間がもったいなくても

指輪を前にしてこの人じゃないのかもと疑ったときも

進路調査票の上でペンが止まったときも



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る