カエリミル ある選者の葛藤
塵芥千述
はじめに
この作品についての諸注意
この作品について
web小説ですし、出来るだけくだけた書き方でいきます。
この作品は、主人公が3人います。群像劇……というほどでもないんですが、それぞれが別々の場所で物語を展開していくことも多々あります。
そこで、主人公が1人だけのいわゆる『普通のライトノベル』とは少し変わったストーリー進行になっています。
Q1.同じ節内なのに1話が複数あるんだけど?
A1.仕様です。
各話タイトル【】内が視点となる主人公をあらわしていて、
例)【赤】第1話 あやうく死ぬところだった
だと主人公赤の視点で物語が進む、という意味です。
また【】内は一色とは限らず、
例)【赤緑】第○話 消し炭はどっちだ
だと主人公赤と緑が同じ時系列でストーリーが進む、という意味です。
話数が同じ1話なら、どれから読んでもらっても構いません。また、好きな主人公の話だけ読んでいけば、その主人公が知りうる範囲でのみストーリーが展開されていきます。
例えば青主人公視点の話数だけ読んでいくと、赤や緑主人公視点で起きている話は分からなくなります。あえて全体の展開を把握しないようにして、1人の主人公に集中して読むことも一応は可能です。それはそれで臨場感が上がるかも?
Q2.どれから読んだらいいの?
A1.各節若い数字順に読んでください。基本時系列は入れ替わりません。
ただ、プロローグは先の、物語上未来の話を書いているので、そういうのが嫌いな人は飛ばしてください。時系列が前後します。
せっかく複数主人公制でやるんだからと、各主人公ごとに書き方もすこし変えています。どの書き方が読みやすいか、とかも教えてもらえれば善処します。どういう書き方をしているかというと……
【主人公青】
・アクション欲しい人や、とりあえず順番に読むという人向け。
・大体この作品の暗い部分担当
・地の文の量や一文の長さは赤と緑の中間点くらい。
・内面描写は()と地の文とで半々ほど。
・空行は赤と緑の中間点くらい。
【主人公赤】
・とりあえずヒロイン、まずはヒロインを出せ、な人向け。
・大体この作品の明るい部分担当。難しめの話も減らす
・会話を増やし地の文を減らす。他2人より直喩を多くしてよりライトに
・なるべく内面描写は()で別個にする。
・空行多め
【主人公緑】
・ストレス展開OKな人。主人公には苦難が続いてこそ、な人向け。
・込み入った話担当。裏方に回ること多し。
・地の文多めで、一文も長く。
・内面描写を地の文で書くことが多め。
・空行ほぼなし
だいたいこんな感じ。
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