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  • 昭和十年四月、浦上川への応援コメント

    拝読いたしました。

    主人公の父親は相当な修羅場を潜ってきた人物なのですね。人を手にかけることを躊躇がないと見受けられます。彼にとっての大義があって手を汚しているのでしょうが、その父親に対して息子はどう感じているのでしょうか。
    あるいは艀に乗っているかのように、心が揺れ動いているのかもしれませんね。

    作者からの返信

    ニノ前はじめ様、お読みいただきありがとうございました。たぶん読みにくい作品だったと思いますが、父親に注目していただいたことはさすがです。従軍経験があり、血と業を背負った単純な善悪に分類できない男です。主人公の心理描写を排しているので動作だけで読者に委ねました。その結果、かなり不親切な作品になりましたが、主人公をクズ設定にしている以上、心理描写が弁解の余地になり得る、そうなるとクズという前提が瓦解する可能性がある、ならば動作のみで描くべき、そういう流れになりました。読者にはいつも以上に負担をかけてしまったと反省しています。