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    こんにちは、読了いたしました。
    言葉を教えたのは自分なのに、最後に綴られた言葉だけは理解することができない。その残酷な皮肉に胸を締めつけられました。

    何の価値もないと繰り返しながら、彼女の些細な仕草や美しさを誰よりも覚えている。その語りの矛盾に、認めることのできなかった想いが滲んでいるようで……。

    そして、彼女にとっては温かいはずの言葉が、彼の口から発せられると刃物になるという対比も印象的でした。

    最後の一文に何が綴られていたのか。もう知る術がないからこそ、いつまでも胸に残る物語でした。

    作者からの返信

    宝積 佐知さま

    お読みくださりまして、ありがとうございます。

    手紙(昨今ではSNS)で自身の感情を言葉だけで伝えることはとても難しいものがありますよね。差出人はそのような意図は無いのに、書き方が拙いばかりに、受け取り側に変に誤解を招くことになったりして、双方で悲しいすれ違いをしてしまったり……それは決して手紙だけではなく、言葉で自身の感情を伝えることに難しさがあるからなのだなあ、と思ったことから生まれたお話でした。

    久しぶりに書いたお話に、沢山のお星さまと、温かなお言葉をいただき、更には素晴らしいレビューまで賜りましたこと深く感謝申し上げます。

    励みとなりました。
    ありがとうございました!!