ボロボロシーツの小さな幽霊への応援コメント
すごく好きと思える作品でした。
賑やかなハロウィンの思い出話がアーカンソー州の肌寒さと共にだんだん薄寒くなっていって、やがて明確な異変と共に寂しい思い出に変わる移り変わりが絶妙です。
亡くなった子が大好きな優しい親に毎年会いに来てくれるとかそういう話でもなく、なんか変なのが毎年来るようになったという距離感と手つきがもう一度言いますが本当に絶妙で……。
荷物持ちを想定してついてきた主人公に案の定持たされた重たい荷物が物理的なものではないけれど、荷物持ちとしての役目を全うできてまあよかったかな……。
おばけの意図はわからないけれど、もらったキャンディを死んだ子の墓に備えてくれてはいるのでそう悪いものではないのかな、と思いました。
そうだといいな。
作者からの返信
コメントありがとうございます
シーツの幽霊の正体は明かされず、ですが墓前にキャンディーを供えていたことから、そう悪い存在ではないのかもしれません
そしておそらく、老夫婦と幽霊との距離はこれ以上縮まることはなく、離れることもないでしょう
この家族と、ある種の縁が結ばれているのでしょうね
ボロボロシーツの小さな幽霊への応援コメント
理由のはっきりしない怪異と、そこに残された後悔や願いが交差し、分からないまま残されている部分が、かえって不思議な余韻を生んでいると感じました。
マリアさんたちが抱えている後悔や、亡くなった子にしてあげられなかったことを今度こそ誰かにしてあげたいという願いが消えないうちは、あのボロボロのシーツを被った小さな幽霊は、毎年ハロウィンに現れ続けるのではないか……、そんなことを思いました。
幽霊が何を求めているのか、夫妻がいつかその答えを見つけられるのか。はっきりとは分からないからこそ、読み終えたあとも心に染み入るお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます
彼女たちの後悔から始まった願いや問いに答えが出ることはおそらく無いのでしょう
シーツの幽霊が現れ続ける理由も謎のままです
ただ、それで良いのだと思います
この話に出てくる誰も、その答えを心の底から求めてはいないのだから
でも、もしかしたら答えの見つかる『いつか』もあるのかもしれませんね
ボロボロシーツの小さな幽霊への応援コメント
僕の語り口から不気味な雰囲気を感じ取りつつ、最後まで楽しめました!
マリアさんたちが自問自答しているように、幽霊もキャンディをお供えすることによって自問自答しているのかもしれないと思いました。
幽霊の正体も気になりますが、善良な人の定義には考えさせられます。
作者からの返信
コメントありがとうございます
幽霊の正体は明かされませんが、もしかしたらそうなのかもしれませんね
善良な人の定義というものにも作者自身答えが出せずにいます。きっと正しい答えなどないのでしょう
ボロボロシーツの小さな幽霊への応援コメント
初めまして。ハロウィン企画からお邪魔致しました。
ホームステイ中の主人公の視点で「アメリカのハロウィン」やその歴史を記されているのがとても自然に感じました。途中で登場するシーツ姿の幽霊や、マリアさんの述懐も恐ろしさだけではなく物悲しさも漂っていた余韻のあるお話に感じられました。
作者からの返信
コメントありがとうございます
怖さはほんのりな今作ですが物悲しさや余韻を感じ取ってもらえて嬉しいです
ボロボロシーツの小さな幽霊への応援コメント
理由が判然としないからこそ、「良い話」ではなく「不思議な話」に留まっていて色々考える余地が残ってる気がします。
このお化けが善いものか悪いものか分かりませんが、今の関係が居心地が良いからそのままにしてるというのは、ある季節に毎年ふらりとやってくる野生動物を見守るようで、なんだか温かな気持ちになりました。
理由が分からないので、恐い事は何も起きてないですが少しだけ不穏な空気が残ってるのも良いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます
この話を書く前から、いい話にはしたくないなという思いがありました
お化けと老夫婦の関係について
もしかしたら、今の関係がちょうど良いのかもしれませんね。彼らは、そう思っているのかも