静止への応援コメント
金木犀の香りが運んでくる「取り返しのつかない過去」と、大人になってからの静かな喪失感が胸に迫る傑作でした。
特に、公衆電話で何も言えずに受話器を置く若い頃の痛さと、日本の金木犀が「挿し木でしか増えない」という生態を、どこに行っても変わらない記憶のメタファーとして昇華させる手腕に圧倒されました。大人になってようやく一瞬だけ「眠った」独楽に、17歳のまま静止している彼女の姿を重ねる結末の余韻が、いつまでも心に残り続けます。
奇しくも、私も「独楽の眠り」を書きました。着想が一緒で嬉しかったです。
選び抜かれた静謐な言葉で紡がれた、極上の純文学ですね。
貴重な読書体験、ありがとうございました。
静止への応援コメント
企画への参加ありがとうございます。
前回もそうでしたが、うまいですね。
とても小説が上手だと思います。みんなこんな風に書きたいと思いながら、ぜんぜんこうは書けないというお手本のような短編でした。勉強になりました。